株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

12/29 大納会を終えて思う

2006-12-29 15:24:56 | 株、市況、予測
 大発会と、来年以降の予測

 年末の1~2週間に、相場に変化が出ている。米国系の機関投資家の資金が少なくなって、市場に与えるインパクトが減少している。そこに、謎の資金が参入して、米国機関投資家の減少を補っている。

 謎の資金は、①、企業なのか、②、日銀などの政府系か、③、アラブの資金であろう。まだ、姿を現さない。表した時が最終だから、出ない内の方が良い。この資金のお陰で年末に向けて、ダウが上昇した。

 ①は、少し続き過ぎるから、可能性は少ない。新日鉄辺りが、自社株を買っている可能性は残るが、全体に影響するほど買ったとは思えない。

 ②は、一番可能性が高い。日銀も金利の引き上げのために、景況感に関係する株高を望んでいるだろう。また、国も、税の徴収に良い値上がりが望ましい。この辺りであろう。

 ③は、アラブが石油資金の増大で、株式市場に資金を回していることは間違いないだろう。ただ、世界中の市場で、どの市場にどのくらい入れるかは、全く判らない。しかし、来年は、産油資金が市場を大きく動かすだろう。

 また、アジアの発展が続いている。しかも、中国辺りでは、消費の面でも寄与するようになり始めた。アジアの発展が消費に関係し始めるのは、来年からであろう。

 安くて、壊れず、長持ちする日本製品は、いずれ、認識されて、今年の自動車のように、販売を伸ばすことになろう。アジアの好調は、繊維、化学、鉄、機械、自動車、船、輸送業などに、大きく変化が起こるだろう。

 米国や日本の市場で、人気の電気機器は、日本がアジア社会より進みすぎている(テレビなど)ので、アジアの好調は余り受けず、先進国の需要だけでは、大きな発展は難しいだろう。

 世界は、二つに分かれている。この内、アジアが上を目指し始めた。古代を見れば、この地域は、もともと、世界の先進国であった。目覚め始めた地域であり、十年ほどで、世界経済に大きな影響を及ぼし始めるだろう。

 来年は、欧州や米国、日本などの先進国と、ロシア、中国、南アメリカ、アジアなどの、二番手グループと、アフリカを中心とする三番目のグループに分かれそうな感じがする。二極化で無く、三極化である。

 インドを中心とするアジアが、好調になると、日本の工場進出は、インドを中心とした地域に代わる必要がある。そして、この地域は第二次大戦で恩を感じる地域であり、尊敬されて、進出には最高の地域であろう。

 去年今年と株式市場では、中国進出を買ってきたが、数年後に売になる可能性を秘めている。アジアの発展になると、日本と中国では人件費程度で、余り意味が無い。インドやその周囲に目を向ける年になろう。

 さて、株式市場だが、これまで、米国だけに目を向けていた日本が、世界に目を向ける年の始まりである。これまで、日本製品の良さを知っているのは、米国民だけだった。

 それが、欧州等にも、広がっている。特に、自動車は、故障の少ないこと、低燃費など、日本技術が、今年の石油高騰で知れ渡りつつある。いよいよ、来年はトヨタ、キャノンを筆頭に日本技術の年になるだろう。

 鉄鋼が、世界的には余り気味なのに、日本は自動車の好調を筆頭に、高機能の鉄が好調に推移している。ますます、この傾向は強くなるだろう。日本は、ここ10~20年、研究につぎ込んだ資金の回収時期にある。

 研究費の増大は、あらゆる業種で行なわれており、思わぬ研究が実ることもあろう。あと数年で、日本時代がやってくると見て良いだろう。多くの企業の収穫期と言う事だ。

 日本の懸念は、近くの3国、中韓と北である。この国が内乱や他国に武力を行使しない限り、日本の時代に移るものと、思っている。それにしても、自国の防衛を他国に頼る神経は、私には判らない。

 貴方の家の鍵を1丁先の人が預かる現状だ。この事実をしっかりと認識する年であって欲しい。軍備の資金を使わなかったから、経済発展したと、云う人もいるが、本当にそうだろうか?別の発展もあったろう。

 日本は世界一独自な文化を持っている。卑弥呼時代から続くものだ。これは、日本が島国であった点も有るが、卑弥呼時代に、当時では破格の自由国家を作っていた。

 古代社会が、実力主義を実施して、人々に努力すると全てが良くなる実例を、各地に作った。これを見て、人々は日々精進するようになった。成果が出れば、直ぐに出世する社会だ。

 人々は卑弥呼(天照大神)を信頼した。この社会構築で、日本人は、お上を信頼する国に成った。この時は、「知る。知らす」を、実施していたから、信頼してよかった。が、今の政治や行政は、「隠すこと」に長けている。

 逆の状況には逆の思想が必要なのだが、2000年も続いた故に、敗戦と言うショックを乗り越えて、人々に今も古代思考が残っている。日本の現状は、「隠す時代」で、逆の発想、「疑う」の訓練から必要がある。

 とにかく、日本は元の「知る。知らす」社会に戻るのか、現状を続けるのか本気で考える時に来ている。そのためには、「古事記の世界」を、合理的に見直して、全ての日本人が、スタート地点の確認が必要だ。

 今からの50年後に、何処かの、属国になるか、世界のリーダで居られるか、本気で考える時だ。海外礼讃の不思議なマスコミや団体を無視して、純粋に日本を見つめ直して、進むべき道を考えて欲しいと思う。

 日本の、「和」の文化は、筋金入りだ。戦後に生まれた、新興の底の浅い「平和主義」とは、全く違う。勘違いしている人々が多いようだが、世界平和は、日本伝統の、「和社会の思考」でしか、構築できないだろう。

 日本人が、古代からの歴史を知ると、世界一のリーダーの国に成れる。戦前までは、まだ、知らせる部分が多かったが、自由主義になって、国や行政は隠すようになり、これを守るために、日本の好さが無くなった。

 来年は、日本の大きな夢と、自分の夢を持って、元気に羽ばたきたいと思う。

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