株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

<霊>伏見稲荷と狐16 看えるお二人 お稲荷さんの白狐と茶色の狐

2010-09-22 00:01:27 | 宇摩説の「神社と祭りと山車」

 

  はじめに 

 

 前回の尼崎えびす神社のNobbyさんのブログを紹介したが、二枚目の写真の垣に、茶色の狐が二匹向かい合って居る姿がぼんやりと写っていた。<* 心霊写真と思う>

 

 この狐は茶色だが、コザクラさんの通うお稲荷さんの狐は伊藤三巳華さんも見て白狐とあった。そして、この尼崎えびす神社のお稲荷さんも、造形では白狐になっていた。

 

 しかし、尼崎のお稲荷さんの参拝者が見たのは茶色の狐だったし、心霊者写真でも茶色の狐が写っていた。どうも、お稲荷さんの神使には、白狐と茶色の狐が居る様だ。

 

 そこで、今回の少ない例だが、白狐と茶色の狐の違いを、これまでも経緯で詳細に検討しておきたい。

 

 

  白狐と茶色の狐について

 

 この二種について、考えると、宇摩説的には白が神産巣日神の色であり、全国に天下りした女神の組織の色でもあるから、本来は白い狐が元だろうと言う事になる。

 

 この為に、尼崎のお稲荷さんも造形は白狐なのだと思う。全国のお稲荷さんでも、もちろん、白狐が神使に使われている。白狐が本来の姿であったからだろう。

 

 つまり、天降った女神は、日頃は、神産巣日の組織の決まりでもあった、現在の神主や巫女が着る白い着物を着ていたと言う事だろう。

 

 

  白狐と茶色の狐の違い

 

 尼崎の茶色の狐のイタズラの話しは、昔話でも茶色の狐の様である。尼崎のお婆さんに付いて行ったお稲荷さんも茶色の狐であり、お婆さんの家でイタズラをしていた。

 

 一方、コザクラさんのお稲荷さんは、コザクラさんの相談に乗ったり、伊藤三巳華さんを通して予言などの指導をしている。そして、イタズラの話しは無い。

 

 つまり、白い狐は、イタズラもしている神使の狐と言うより、高天原から天降った女神仕事に近く、同じ霊の狐でも違いが有る事が判る。

 

 そして、茶色の狐は若くて意地悪をする。人を騙した昔話の狐に近いと思われる。この狐が、どうも物質の奉納も要求したり、時には、バツも与えるようだ。

 

 

  お稲荷さんの負の伝承

 

 茶色の狐のイタズラは、初めて霊力を得てハシャイデいるようにも、思える。まだ、大きな力は持って無いようだ。そして、数引きの狐が参拝者の願望に対応しているのであろう。

 

 お稲荷さんの巷の負の噂は、この茶色の狐が多く関わっているように思われる。ただし、この狐も霊だから、人々の思いが形に成った物であり、参拝者に合った霊の狐である。

 

 簡単に言えば、お稲荷さんが出来て以来の参拝者の念が創った、又は、参拝者の念に合った霊の狐が住み付いたとも言える。同じお稲荷さんでも、参拝者の願望によって変わるであろう。

 

 もう少し言えば、物欲の願望の参拝者が多いお稲荷さんは、物欲の強い狐を呼び、この狐が祟りをなしたりするので、町にお稲荷さんの祟りの噂が広がるのだろう。

<伏見稲荷の狐16、白狐を茶色の狐、参拝者>

 

 

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