FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳 水シャワーの季節になりました

2024-06-15 10:14:08 | 日記

おはようございます。6月15日土曜日です。広島は晴れ、今日も暑くなりそうです。昨日の昼には、室内の気温計が31.5度を示していました。いよいよエアコンのある部屋へ移動することを具体的に検討し始めました。しかし、まだ6月。今年は異常な暑さになるのか?梅雨入りも遅れそう。自然のサイクルが狂ってきている? これには気づきたい、何かが起きる前触れ。急激な変化は、影響が大きいから、徐々に徐々に変化していくようにして、注意せよ、と考えさせ、気づくものが多くなるようにしているパターン。これから台風や集中豪雨、そこへ大地震が起きれば、、、、。災害の多くなる時期です。唯物論で考えるより唯心論で対策を考える時期になっているのかもしれません。少し奥歯にものがはさった言い方をしますが、何かが起きる前触れ、と考えています。

今朝は少し珍しい場面に出会えました。通りがかりで、ご近所さんのバラの花を眺めていたら、その時、はらりとバラの花弁が花から離れる瞬間に遭遇しました。花が散るのは世の常で、花弁が地面に落ちている姿はよく見かけますが、花弁が花から離れる瞬間を観ることはありませんでしたから、何か新鮮なものを発見した感覚になりました。

 

さて、今週の言い訳です。今週はFOMCそして日銀会合などがあり、中央銀行週間となった週でもありました。

結論では、FOMCも日銀も「現状維持、政策金利据え置き」でした。FOMCは想定通りでしたが、日銀は、ここ2週間ほどは、「国債の買い入れ減額を考える」などという植田日銀総裁や某審議委員などの発言もあり、今回の会合でそのあたりの動きが出てくるかも、と傾斜してみていましたが、長期国債買い入れ減額は次回会合で計画を検討し決定するとしました。何か肩透かしを食らった感じ、、、。

 

この発表を受けた時は、次回7月会合での利上げはなくなり、国債買い入れ減額が採択される、となりましたが、15時30分からの総裁の記者会見で、植田日銀総裁が、「7月利上げもありうる」などと発言し、利上げが再燃した感があります。

ここ2週間前頃からの日銀関係者の市場への情報提供はいったい何だったのでしょうか。

これはどう考えても、日銀と市場とのコミュニケーションは失敗したと考えられます。

日銀側にしてみれば、市場サイドが勝手にそう考えただけでしょう、なんていうかもしれませんが、何もないのなら、言わないのが常識というものではないでしょうか。市場関係者のほとんどは、今回の日銀会合で長期国債買い入れは減額されると考えていたと思われます。それが何もない、となれば、日銀への疑念も出てきます。単純な「肩透かし」で済まされるものではないように思われます。

 

FRBはと見れば、今回の会合では「据え置き」としましたが、年内利下げの可能性は残しています。それが1回なのか2回なのか、ということになってきたようです。

市場サイドは、最近のインフレ傾向の低減を観れば、まだ年内2回の利上げはあると考えているものもあるようです。

この辺りは、FRBも市場とのコミュニケーションに失敗した点ではないかと思われます。

 

出てきたドットプトット(ドットチャート)では、2024年末は5.1%、2025年末は4.1%。2026年は3.1%のインフレ傾向を示してきました。

目標である2%には程遠いものと思われますが、今は、その方向へ進みつつあるという理解になってはいます。しかし、何かがおかしい、と思うのは小生だけでしょうか。何かを忘れているのではないでしょうか。

 

米国の債券市場は、今後、利回り低下を織り込みに来ると思われます。そうなると債券価格は上昇傾向となり、その時株式市場は売りが中心の市場となる可能性はありそうです。

債券の値上がりを狙う債券ディーラーは、価格が安いときに買い入れ、この動きがさらに利回り低下を誘い出します。そして、保有債券の残存期間を考えて、持ち高調整に出てくることも考えられます。これからの市場動向は、債券市場が担うようになる可能性もありそうです。

株式市場はハイテク株、AI関連株が担うようになるかもしれません。しかし、株価が低下してくると、在来型のバリュー株の中にも買われるものが出てくると思われます。買う銘柄はこのようなものを見つけていくのが良いと持っています。日本株にもねらい目はあると思っています。そして保有したら、その銘柄は5年から10年は保有する、これで確実に値上がり益を手にすることができると考えています。株は長期スパンで考えていきます。

 

中央銀行の政策からは、日米金利差は拡大したままです。これではまだドル買いは進み、円は売られる傾向が強いと思われます。

昨日のドル円の高値は、158.256円です。上昇はここまで、とはまだ言えないと思われますが、この高値で、3MAX・20MAXが一致してきましたので、ひとまず、ここが山かと考えて、相場を観て行こうと思っています。ドル円相場が下がっても、明確なインフレ率低減が確認できないうちは、ドル円相場はレンジを作り、高止まりするかもしれません。これからは相場は下押しするかもしれませんが、どこで買い方が動いてくるか、下値支持が起きるかチェックになり、その時上値がどこまで伸びるかになりそうです。オプション市場では、160.00円という上値が出ています。オプション市場はここを狙っているということかもしれません。市場から受ける小さな示唆かもしれません。感じ取れるか取れないかは人次第、、、。

少し長い期間で考えると、大統領選挙を経て、年末のドル円相場は再度160円台に乗っているかもしれません。これから今年末へ向けたシナリオがいろいろと出てくると思われます。景気、インフレ、雇用、金利、、、これらをどう考えるかで、シナリオは異なってくると思われます。

 

今年の「Sell in May」は、少し様相が異なるようです。

欧米のディーラーの多くが夏休みに入ったと思われますので、これからは出来高も細り、反面、ボラの大きくなるかもしれません。夏相場になるとは思われますけどね。

 

日足や週足で相場を考えると、相場転換にはもう少し時間がかかりそうと思われます。

来週から出てくる雇用や景気、インフレ傾向を示す指標結果を受けて相場は上下するようになると思われます。このような時期は、ディーラーも稼ぐ時期ではないという認識を持っていると思われます。何が相場を下落へ転換させるようになるかは注意していこうと思っています。

 

4月29日高値160.211円を否定し相場が下降入りするためには、3月8日安値146.480円を割り込む必要があります。

その前に、昨日高値158.256円を否定するためには、6月4日安値154.528円を割り込んでくる必要があります。さらに、5月16日安値153.597円を割り込んで5月29日高値157.707円を否定する動きとなってきます。

これらを重ねてきて、さらに、4月5日安値150.809円を割り込んで、4月29日高値160.256円の否定に取り掛かるようになると思われます。ここまで来て、相場の下振れを確信するようになると思われますので、次なる目標は、3月8日安値146.480円となってくるように思われます。ここまでくると、2023年12月28日安値140.250円を伺う動きになってくるのではないかと推察中。

 

このような過程を経ると思われますが、相場が下降し始めた場合、4月19日安値153.586円をどう考えるかということになるかもしれません。

この安値が起点となって29日高値160.211円を作ったとも考えられ、この高値形成の動きは、5月3日安値151.857円で一旦否定されていると思われます。

そして、その後の相場は昨日まで上昇傾向ですから、158.80円付近までは行くかもしれませんが、もう160.211円を上抜くことはできず、今後はウロウロしながらも、下降傾向が明確になってくるかもしれません。そして、151.857円を割り込み、150.0円狙いになってくるかもしれません。まずはこの辺りを伺う動きになると推察中。

昨日高値でテクニカルでは売りのダイバージェンシーが出ている点も要注意になりそうです。

 

今週はCPI,PPI,そして、ミシガン大学消費者信頼感指数が出て、インフレ傾向の低減が見て取れます。この傾向が来週以降も継続するようであれば、FRBに年内2回という利下げも担保されるかもしれません。

 

今朝の5時過ぎから菜園で作業実施。余りあるほどの陽を浴びて、植物は育っています。そこへ水分を足し、時に害虫駆除や除草をし、追肥を行って、野菜の生育を援助します。野菜作り農家のご苦労が一番理解できるのは、この頃かもしれません。うまく収穫まで行ってくれと願う日々です。この作業後の早朝の水シャワーは最高に気持ち良いです。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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