FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳 強い相場だけど、そろそろ、、、

2022-08-20 09:44:35 | 日記

おはようございます。8月20日土曜日です。広島は曇り、時折、雨粒が流れ飛んできます。天候の変わり目になってきたか、来週は雨の日が多くなる様子。昨夜はエアコンを使用しないで就寝できました。窓を開けて寝ていると、未明頃からは涼しい風が室内へ入ってきます。暑さはもういい。早く涼しくなってくれ。

 

さて、今週の言い訳です。相場は強いですね。出てくる経済指標が良い結果のものが多く、インフレ上昇を意識させ、利回り上昇でドル買戻しが起きています。昨夜2.9940%台まで上昇した利回り、、、、。

その後は少し調整し、引け時には、2.976%となっています。

昨夜の利回り上昇は欧州債券市場での利回り上昇を受けての動きのようです。

利回りが上昇すると株式市場はこれを嫌って売られる傾向になります。

株価も為替も現状のようになると、利確も出やすく、ポジションドテンも出てきます。空売りしていた短期の投機筋の持ち高調整もそろそろ終わり、ショートポジション構築への動きが出てきそうです。

 

小生はまだ下を向く相場を想定しています。そろそろ感も出てきていると思われ、戻りは137円台までかもしれません。「G指数」では相当の過熱感が出てきていますから、来週はターニングポイントになる可能性があるかもしれません。

 

通常では、保有ポジションにストップを入れない小生ですが、今回は節目でストップをかけています。その分資金は減少しますが、新たなポジション保有には動けますから、資金の効率的な運用ができるようになると思っています。

 

時折書いているFX仲間の知人ですが、最新の連絡では、またまたポジションドテンして136円台でロングを保有したとか、、、。それまでのショートにはストップをかけたといいます。

彼のこのような取り組みでは、ストップロスばかり出ていて、実利はなかった様子です。

小生はストップをかけた分の実損は出て、残りでは、まだ含み損常態、、、。

辛抱を重ねることは、気力、体力、そして、金力を必要とします。資金管理が大変重要な項目となっています。

 

小生の相場観は、相場の癖に基づいて構築しています。

株価でも為替でも、新聞など報道が、高値更新などを伝え始めると、相場は転換し始めることがあります。相場の良い状況につられて、一般投資家がその銘柄を買い増ししたり新たに購入したりし、相場はさらに上昇していきます。

一般大衆投資家が警戒している段階では、相場はまだ上昇していく傾向が強く、この動きがあると、一般大衆投資家は「青息吐息」しながらも、さらに相場についていこうと買い仕込むようになり、相場はさらに上昇します。こうなると、この状況を待っていた短期の投機筋が、「この時」とばかり、売り込んでくるものです。

 

短期の投機筋が狙うのは一般大衆投資家の建玉です。短期筋がこれから売りさばこうとする建玉数に見合うだけのものが溜まってくると、一気に売りに出てきます。

短期の投機筋には、価格別の建玉がどれくらいあるか、いわゆる板情報が分かっています。一般大衆投資家は、店頭扱いになりますから、この情報が把握できません。

これは一般大衆投資家にとっては大きなハンディとなります。

 

短期の投機筋は、相場を上下に振って、いわゆる「提灯落し」をしてくる場合があります。「提灯」として落とされるのが一般大衆投資家になります。

短期の投機筋は、少し大きめに相場を振ってきますが、長期資金の投資家は、そのポジション作りを投機筋に悟られないようにするため、サイズ小さ目からの動きをしてきます。

この相違を知っていると、チャートの見方も違ったものが見えるようになります。

 

短期の投機筋は長期資金のポジション取りにはかないません。その理由は、長期資金のロングポジションは、長期にわたって保有され、なかなか決済されません。その結果、短期の投機筋が押し込もうとしても押し込めず、短期の投機筋も買い戻しを余儀なくされてしまいます。ショートポジの場合でも同様のようなことが起きます。

 

この話で分かるように、相場はポジションを長く保有し続けた方が勝ちとなるゲームです。

だから、長期資金のポジション動向を探ろうと短期の投機筋は躍起になるわけです。

 

では、投機筋も長期ポジションを保有すれば、という発想になりますが、投機筋の資金はほぼ全量が借入資金ですから、とにかく日銭も稼いで利益を上げなくてはいけない環境。赤字は決して出してはいけない立場なのです。これでは、長期に資金を運用することなどできません。リスクが大きすぎるのです。投機筋は短期の資金運用となるわけです。

 

長期資金とは、GSやモルガンスタンレー・チェースなどのような巨大金融機関を指します。世界には数える程度しかありません。

ノルウェーやカリフォルニア州、そして本邦の年金基金(クジラ)運用も長期資金の部類になります。

 

長期資金は、株価や債券などが「割安」と思われる状況になれば、新たに、あるいは、追加で買う性格のものになります。そして一旦保有すると長期にわたって保有することになります。

この動きが相場の基本を作っているわけです。

 

相場ですから、下がることもあります。長期資金は、そこはじっと辛抱して回復してくるのを待っています。

目標価格到達などで、相応の利益が上がれば、長期資金分のポジションも決済されます。そして、相場が下がってくるのを待つようになります。

 

そうはいっても、もう上昇しないとなれば、長期資金も「売り」で勝負に出てきます。

この時は少し厄介なものになります。

株式現物は保有したままで、先物市場で「売り」を仕掛けてきて、相場を下げていく場合があります。現物株の含み損状態を先物市場で取り戻す動きになります。

そして、ある程度株価が下げ、「割安感」が出てくると、その銘柄を買い増ししたりし、利益の出ている先物を決済するようになり、得た利益も、再投資分へと回るようになってきます。

 

このような動きも出るようになって、相場は転換してくるようになります。

 

現在のドル円相場は、高値圏にあると思われます。「もうか、それとも、まだか」を考える時期にあると考えています。

金曜日の大引けは、136.889円です。金曜日高値は137.230円ですから、月曜日の相場では、本邦の機関投資家がこの高値突きに出てくることも想定できそうです。上にある近くの節目は、7月27日高値の137.463円というものがあります。ここを意識した動きが出てくるかもしれません。

ここを超えても超えなくても、相場はピークを付け、下降へと転換していくかもしれません。

 

来週はジャクソンホール会合があり、パウエル議長の講演も予定されているようです。

ここでの発言も注目されていますが、相場の判断材料になることは言わないだろうというものが多くなってきているようです。それよりも、緊急臨時のFOMCを開催し、利上げを決めるのではないか、という説もあり、市場は動こうにも動けない環境になるかもしれません。

 

最近の早朝散歩後の水シャワーでは、最初、「冷たい」と感じるようになっています。少しすると慣れてきますが、この「冷たい」という感覚が出てくると、そろそろ小生の水シャワーも終わりか、、、などと考えるようになってきます。9月の彼岸頃までは行うと思いますけど、、、。日中の水シャワーの回数は減ってくると思われます。

 

まだ夏空です。うろこ雲などが出てくるのを待っているところです。昨日はシオカラトンボを見かけました。もう少しすると、秋の花が咲いてくるようになると思われます。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

コメント
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