おはようございます。12月16日土曜日です。広島は曇り、その分だけ温かい、か、、、。今朝の散歩で、ある方のご自宅前に、クリスマスの飾りがつけられているのに気づきました。ミュージックだけでなく、グッズまで目にすると、ますますクリスマスムードが高まります。今日は、マライアキャリーにするか、山下達郎にするか、なんて曲の選択に迷うなんてちっちゃいこと。
さて、今週の言い分です。
FOMCが終わり、12月利上げが実施されましたが、為替は、ドルが売られる傾向となり、昨日、112.030円まで押し下げてきています。そして昨日NY大引けは112.6円となっています。反発傾向を出してきたか?
しかし、まだ上値の重い展開には間違いなく、もう少しは上伸すると思われますが、来週水曜日ころにはまた下押しする場面があると想定しているところです。この下押しがどこまで行くかは、これから種々検討してみることとしています。
FOMCが利上げを決めたのに、なぜドルが売られ、利回りが低下するのか? 何が要因? 昨日までの報道では、これといった明確なものはないように思われます。
12月利上げは市場はすでに織り込み済み、ということは理解していましたが、市場の想定通りの状況か、あるいは、想定を少し下回る項目があったため、売りとなった、と考えるのが適切なのか。
あるアナリストは、AIの進歩導入によって、「産業革命」が起きており、これが、生産性向上を作り、人件費の抑制につながっているといいますが、それだけでは説明しきれていないような、少し消化不良な面を感じています。
別のアナリストは、既存の経済理論ではこれぐらい金融緩和をすると、インフレ傾向を出してくるというが、現状インフレ傾向がでてきていないのは、新たな視点で現在の経済社会を見直す必要があるといいます。行動経済学が注目されていますが、これとて、既存の理論を整理しただけのものかもしれません。FXや株の取引では、相場参加者の心理状態の安定が重要とよく言われますが、この辺をまとめ上げただけの理論のような気がしています。経済学は生じた経済現象を何で説明するか、という理論のように思われますが、出てきた過去データから、将来を考える理論を構築するという手法自体に目新しさはないように思われます。こんなことは学者さんに任せておきます。
12月12日の高値と、昨日安値でフィボを考えると、昨日高値は38.2%戻し付近となります。
木曜日高値を超えておらず、パターンを考えると、「高値切り下げ安値切り下げ」のものとなっています。これを目先の動きで考えると、安値は切り下げていますが、高値が上昇してきていますので、上昇傾向を作り始めたと考えてよいのかもしれませんが、まだ決定打にはなっていないように思われます。
昨夜はロンドンフィックスを通過するまでは勢いのある上伸傾向を作っていましたが、通過後は少し軟調な動きとなっています。押し目らしい押し目を作っていませんので、来週月曜日以降、押し戻されると、節目がありません。下手をすると、また111.030円安値突きに来る恐れも出てきます。節目があるとすれば、112.4円付近だけ、、。
株式市場と為替市場は別物と考える必要があるかもしれません。連動性が薄まってきています。
株式は為替よりも先高感はあるように思われます。目標価格は25000円とか30000円とか言われています。しかし、為替は、せいぜい115円程度ではないか、などと最近は言われる始末。経済情勢が変化すれば、見通しも変化するのは当たり前と思われますが、何が本質なのか、よくよく見極めたいと思います。
株式市場も為替市場もひょっとするとバブル懸念の意識があって、警戒感があるため、安心して買い上がることができないのかもしれません。何が上値を重くしている?
先ほど書いたフィボで、半値戻しは112.888円付近、これは14日金曜日高値と鉢合わせになります。61.8%戻しは、113.092円付近となります。この付近はネックラインらしき様相のあるレベルとなりそうです。このレベルを上抜いてくるようになると、113.3円のストップロスを狙う動きも出てきそうです。
14日高値を上抜いてこれるかどうか、来週は、まずこれをチェックしていきたいと思っています。上抜けできない場合は、再度の下押しが出てきそうです。
時期的なものとすれば、欧米はクリスマス休暇時期に入ってきます。この時期の取引は低調なものとなりますが、出来高も少なくなりますので、意外な相場の動き、乱高下も想定しておく必要はありそうです。
長期資金はどこへ向かっているのか。新規ポジションは作られたのか。検討する項目は多々あります。
税制改革法案の両院協議会での大筋合意は整いつつあるようです。インフラ投資の計画は、1月の大統領による一般教書などの前に、発表する予定のようです。北朝鮮問題も、国連扱いになってきたようですから、しばらくは静かになると思われます。しかし、エルサレム首都問題は、世界の心理を重くするテーマになりつつあるようです。上院補欠選挙では民主党員が当選し、今後の議会運営はかじ取りが難しくなりそうです。
市場は何に反応するのか、これを探ることになります。そうすると、来週は113円が重いのかもしれません。
4時間足でのテクニカルでは、ストキャストやMACDのシグナルが上向きになってきたようですから、徐々に上昇傾向を作ってくるのかもしれません。
ポジションテイカーの苦悩は続きます。先は長い、、、、、。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
さて、今週の言い分です。
FOMCが終わり、12月利上げが実施されましたが、為替は、ドルが売られる傾向となり、昨日、112.030円まで押し下げてきています。そして昨日NY大引けは112.6円となっています。反発傾向を出してきたか?
しかし、まだ上値の重い展開には間違いなく、もう少しは上伸すると思われますが、来週水曜日ころにはまた下押しする場面があると想定しているところです。この下押しがどこまで行くかは、これから種々検討してみることとしています。
FOMCが利上げを決めたのに、なぜドルが売られ、利回りが低下するのか? 何が要因? 昨日までの報道では、これといった明確なものはないように思われます。
12月利上げは市場はすでに織り込み済み、ということは理解していましたが、市場の想定通りの状況か、あるいは、想定を少し下回る項目があったため、売りとなった、と考えるのが適切なのか。
あるアナリストは、AIの進歩導入によって、「産業革命」が起きており、これが、生産性向上を作り、人件費の抑制につながっているといいますが、それだけでは説明しきれていないような、少し消化不良な面を感じています。
別のアナリストは、既存の経済理論ではこれぐらい金融緩和をすると、インフレ傾向を出してくるというが、現状インフレ傾向がでてきていないのは、新たな視点で現在の経済社会を見直す必要があるといいます。行動経済学が注目されていますが、これとて、既存の理論を整理しただけのものかもしれません。FXや株の取引では、相場参加者の心理状態の安定が重要とよく言われますが、この辺をまとめ上げただけの理論のような気がしています。経済学は生じた経済現象を何で説明するか、という理論のように思われますが、出てきた過去データから、将来を考える理論を構築するという手法自体に目新しさはないように思われます。こんなことは学者さんに任せておきます。
12月12日の高値と、昨日安値でフィボを考えると、昨日高値は38.2%戻し付近となります。
木曜日高値を超えておらず、パターンを考えると、「高値切り下げ安値切り下げ」のものとなっています。これを目先の動きで考えると、安値は切り下げていますが、高値が上昇してきていますので、上昇傾向を作り始めたと考えてよいのかもしれませんが、まだ決定打にはなっていないように思われます。
昨夜はロンドンフィックスを通過するまでは勢いのある上伸傾向を作っていましたが、通過後は少し軟調な動きとなっています。押し目らしい押し目を作っていませんので、来週月曜日以降、押し戻されると、節目がありません。下手をすると、また111.030円安値突きに来る恐れも出てきます。節目があるとすれば、112.4円付近だけ、、。
株式市場と為替市場は別物と考える必要があるかもしれません。連動性が薄まってきています。
株式は為替よりも先高感はあるように思われます。目標価格は25000円とか30000円とか言われています。しかし、為替は、せいぜい115円程度ではないか、などと最近は言われる始末。経済情勢が変化すれば、見通しも変化するのは当たり前と思われますが、何が本質なのか、よくよく見極めたいと思います。
株式市場も為替市場もひょっとするとバブル懸念の意識があって、警戒感があるため、安心して買い上がることができないのかもしれません。何が上値を重くしている?
先ほど書いたフィボで、半値戻しは112.888円付近、これは14日金曜日高値と鉢合わせになります。61.8%戻しは、113.092円付近となります。この付近はネックラインらしき様相のあるレベルとなりそうです。このレベルを上抜いてくるようになると、113.3円のストップロスを狙う動きも出てきそうです。
14日高値を上抜いてこれるかどうか、来週は、まずこれをチェックしていきたいと思っています。上抜けできない場合は、再度の下押しが出てきそうです。
時期的なものとすれば、欧米はクリスマス休暇時期に入ってきます。この時期の取引は低調なものとなりますが、出来高も少なくなりますので、意外な相場の動き、乱高下も想定しておく必要はありそうです。
長期資金はどこへ向かっているのか。新規ポジションは作られたのか。検討する項目は多々あります。
税制改革法案の両院協議会での大筋合意は整いつつあるようです。インフラ投資の計画は、1月の大統領による一般教書などの前に、発表する予定のようです。北朝鮮問題も、国連扱いになってきたようですから、しばらくは静かになると思われます。しかし、エルサレム首都問題は、世界の心理を重くするテーマになりつつあるようです。上院補欠選挙では民主党員が当選し、今後の議会運営はかじ取りが難しくなりそうです。
市場は何に反応するのか、これを探ることになります。そうすると、来週は113円が重いのかもしれません。
4時間足でのテクニカルでは、ストキャストやMACDのシグナルが上向きになってきたようですから、徐々に上昇傾向を作ってくるのかもしれません。
ポジションテイカーの苦悩は続きます。先は長い、、、、、。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌