刮目天(かつもくてん)のブログだ!

すべての仮説は検証しないと古代妄想かも知れません!新しい発想で科学的に古代史の謎解きに挑戦します!

「複雑怪奇な紀年論」から脱出する方法?(^_-)-☆

2024-06-26 10:32:29 | 古代史
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#とても上手に解説された、いい動画を見つけましたので、いつものようにコメントしました。



有難うございます。「複雑怪奇な紀年論」ですが、前提となるものが思い込みに過ぎないと気づかないから、いつまでたっても解決しないのだと思います。

二倍年歴が間違った発想だということは、日本書紀の本文を見れば明らかです。1年おきに春・夏の記事と秋・冬の記事になっていません。魏略の記事の「倭人は1年を春と秋で数える」というのを都合の好いように曲解しています。二倍年歴のことではなく1年の二十四節季の祭祀を正しく行っていないという意味なのです。天皇の平均在位年数の前提も、すべての天皇は実在したという思い込みなのです。

つまり、現存する最古の歴史書「古事記」や正史「日本書紀」が天皇の歴史書だと信じているので古代史が謎なのですよ。天武天皇が編纂を命じましたが、日本書紀は崩御34年後に完成しています。

また、712年に完成したとされる古事記について正史に記録はないですし、日本書紀で参照したと分かる痕跡すらないのですよ。(2024.8.29 赤字追加)

日本書紀は当時の権力者藤原不比等による勝者の歴史書なのです。
古事記は日本書紀が隠した史実を藤原氏に悟られることのないように暴露する暗号書だったのです。

これによって、卑弥呼が隠された理由も、富雄丸山古墳や吉野ヶ里遺跡の謎の石棺の被葬者も判明します。

また、邪馬台国問題も同様の思い込みから抜け出せないので解決できないのですよ。

共通するのは「1次史料は正しく書かれているので、正しく解釈すれば真相が分かる!」という思い込みなのです。

魏志倭人伝が何のために書かれたのか、どういう史料をもとにしたのかが分かると、
史料の信ぴょう性が考古学や民俗学の成果、つまり事実から分かります。
編纂者の目的を考えて、ウソを見抜いて古代史の真相を推理できますよ。

こういう科学的な手法で古代史を解明しましたので、よろしければ拙ブログ「刮目天の古代史」をご参照ください。失礼しました(;^ω^)

【関連記事】
史料を参考にして事実から推理する
文献史料を好きなように解釈して仮説を立てても真相には到達できませんのです(;^ω^)

王年代紀は記紀神話を正した!(^_-)-☆
10世紀に東大寺の僧が入宋して、日本神話を正す日本の王年代紀を献上したので、「日本は古(いにしえ)の倭の奴国」として日本の国号が正式に認知されました。藤原不比等が作った高天原は北部九州の倭国のことだったとシナ人が認めたからなのですよ(#^.^#)





最後まで読んでいただき、感謝します。
通説と違うので、いろいろと疑問点をお寄せください(^◇^)

初めての方は「【刮目天の古代史】古代史を推理する(^_-)-☆」に基本的な考え方を説明していますので、是非ご参照ください!

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