阿弥陀如来は本願で「行きとし生けるものすべてが悟るまで、
私は浄土で待っています」といってます。
そこで、親鸞は、
「阿弥陀さんがそこまで言っているということは、
つまり、あなた方はすでに救われているということです。
あなたが『南無阿弥陀仏』と唱えるのも、それは縁があるから、
阿弥陀さんに言わされているのです。」という論理を展開します。
ゆえに、
念仏は一回唱えるだけでいいし、口に出さなくてもいいのだ、と教えるのです。
親鸞の教えは、世界宗教になりうるだけの力を持つ慈悲の思想です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます