有田焼で白磁・青磁を作っています。
佳秀窯日記



 

ひと雨来たら 涼しくなりそうだけど

今日も 降りきれなかった

暑さも少し緩んだ 夕方 久しぶりに 川辺を歩いてみます

 

 

アラッ! かくれんぼしているのは 鯉?

大きな にしき鯉 

あなた この川に いましたっけ?

川底に じっと潜んで さすが貫禄があります

 

昨日は 年に一度当番でまわってくる 

地区の公民館の清掃に 朝8時半集合で 出掛けました

久しぶりに ご近所の奥さん達と おしゃべりしながら

同時に 雑巾や ほうき 片手に ぱっぱと みんなで

おしゃべりと同じくらい 手も動かし 片端からきれいになっていきます

 

「あのね 〇〇さんところ 赤ちゃんが生まれたのよ」 

嬉しい 慶びごとニュースもあれば

ちょっと 声を低めて始めるも だんだんと 声は高まって・・

「あのね 〇〇さんとこのお隣さん 何かと因縁つけて 怒鳴りこんでくるらしいよ・・」

「ヒェ~!要注意ね!」

 

 

こんな 小さな町も 何かと 世知辛く 面倒なことは日々

生まれている

クワバラ クワバラ ・・・ 家にばかり居ると 気付かない情報が

こんな時 色々と入って来て 助かる

怒鳴ったり 因縁つけたりする人とは 出来るだけ 避けて通りたいものだ

 

 

それにしても この夏の 私の中でのダントツ ニュースは

あの迷子になっていた 2歳のよしきちゃんが 無事に

お母さんの胸に戻ってきたことだった

本当に 良かった!

 

それに何と言っても 頭に キリリと ねじり鉢巻きを締めた

大分の 尾畠さんの 見事な救出劇 

78歳とは思えない闊達な言動と姿 

「私は声が低い」とご自分で言われるけど・・

遠くまで響く 通った綺麗な声で 「よしきちゃ~ん」と 呼ばれていた

 

あんな声で呼ばれたら 不安や寂しさで震えていた よしきちゃんも

ほんとうに うれしくて返事をしたくなったのではないだろうか

そして

よしきちゃんをお母さんに抱っこさせ 幸せの様子を見た後は

颯爽と 次の被災地に向かわれる姿は

なんとも潔く 爽やかで すごいな~と 感動の出来事だった

 

(トルコキキョウとスモークグラス) 

近くなった 老後をどう生きるか 最大の課題だけど

尾畠さんの行動は 眩しいくらい見事だった

 

体力的にも 精神面でも とても 真似はできないけれど

誰かの役に立つ生き方・・・

自分には 何が出来るのだろう・・・

考えさせられる 出来事だった 

 

佳秀窯

http://www.nishiyama-tadashi.com/

 

 



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この夏は 残暑もきびしいようです!

皆さま この夏を どう お過ごしでしょうか?

7月に この町の お盆を終え

8月 実家の お盆を送って・・・

お盆のお休みが 2回 あるようだけど

お墓参り と 初盆のお参り ・・・

何かと 忙しい お盆でした

 

 

昨日 お盆のお休みの最後に 海が見たくて

長崎県外海町の 遠藤周作文学館へと 車を走らせてみました

 

 

島の先端に位置し

青空の下 静かな波の音がきこえる 高台に

文学館は 建っています

 

 

ゆっくりと 静かな海に 陽が落ちて

時を忘れてしまいそうな ひとときです

 

 

皆さまも 思いで深い 夏をお過ごしかと

思います

残暑厳しき折 くれぐれも

ご自愛下さいませ

 

 

 

佳秀窯

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相変わらず 猛暑が続いておりますが

皆さま お元気でいらっしゃいますか?

 

先日の窯を終えてからは

夫も 次の窯の準備をすすめ

私は 作品や荷の整理をしながらも

暑さで ぼっ~となりそうで

ぼちり ぼちり それでも 毎日頑張っておりました

 

 

先日 家の前の小さな鉢植えの花に 水やりをしていたら

ひとりのご婦人が こちらに 遠慮がちに

近づいて来られて

「あなたは サトコちゃんでしょ?」と 言われる

私のことを そう呼んで下さるのは

幼なじみか 実家のある近所の人たちくらいで

目の前の ご婦人は 面識のない人でした

 

 

さんご夫妻を ご存じでしょ?」

「はい 実家の近くに住んでいらした方です」と 応えると

「あなたのことを いつも サトコちゃんと 呼んで

あの子はね~と いつもお話をきかせてもらっていたんですよ~」と

言われたのです

 

さんご夫妻は

私より一つ年下の お嬢さんがいらしたこともあって

小さいころから 良く可愛がってもらい

仕事の関係で 私がこの町に嫁ぐより前に

この町に引っ越して来られていました

 

奥さまが昨年 そして そのあとを追うように

今年の春 ご主人が旅立たれていたのです

 

 

この町に知り合いの少ない 私のことを

こんな風に 私の知らない所で

支えて下さっていたのだと 初めて知りました

 

その御婦人に 御礼を言って 見送るときには

涙があふれていました

 

 

間もなく お盆がやってきます

初盆を迎える Mさまご夫妻 そして 

両親の お参りに行こうと思いまいた

 

亡くなってからまで あたたかな 心を残してもらっていることに

感謝でいっぱいになります

 

さあ 私も 日々を大切に生きていかなければ・・・

 

佳秀窯

http://www.nishiyama-tadashi.com/

 

 



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