有田焼で白磁・青磁を作っています。
佳秀窯日記



 

朝晩は 少し寒さを残しながらも

日中は ポカポカの 

春の陽気が続いています

 

近くの畑には 紫色の可愛い 

エンドウの花がいっぱい咲いています

ふっくらと つやつやのエンドウ豆の入ったご飯が 

美味しい季節ですね・・・

 

 

川沿いには アヤメも開き始めました

 

 

ようやく 春が戻ってきたようです

 

さて 我が家の工房では 釉薬掛けが

始まっています

焼成されると 

ガラスのような透明の艶が出て

お料理の色を引き立たせ

いつまでも美しさを保ってくれます

 

 

窯も近づき 市も間近に・・・

午後

いそいそと 夫に頼まれて

近くの窯材屋さんに お使いに・・・

 

「こんにちは!」と 入ったら

あらら!

窓辺の のどかな春の陽ざしを浴びて

気持ち良さそうに ゆったりとした 

猫ちゃんのお出迎え・・・

 

 

ふふふ・・・そうね!

できることから できる分だけ

ぼちぼち ですね・・・!

 



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長いトンネルを抜け出したかのように

今日は スカッ!と 雲ひとつない

明るい 青空が広がりました

 

 

ぐずついたお天気にも かかわらず

今年は 色とりどりの牡丹の花が 

つぎつぎに 花開きました

 

 

「ねぇ、 もうちょっと 顔をあげてよ~」と 私

顔を両手で隠しながら 

「恥ずかしいから やめてヨ~!

あのね そんな暇があったら はやく

窯入れなさいヨ~!陶器市も近いわヨ~」 

 

 

ドキッ! ドキッ! ドキドキ・・・!

あの方 この方の お顔が

去来しております・・・

只今 丁寧に 一生懸命 

取り組んでおります

 

 

大きな壺から 小さなお煎茶まで

一個 一個 削りを終えて

今日は 朝から 素焼きの窯が入りました

 

 

「ゆっくりいいですよ・・」との

有難いお言葉に感謝しつつ・・・

お待ちいただいている方々の

笑顔を思い浮かべながら

もう一息・・・です!

 

 

 



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この春のお天気は 大荒れです

今朝は雲ひとつない青空が

広がっていたのに

午後から 雨が降りはじめ

今夜になっても 雨音は止みません

折角咲き始めた牡丹が 

しおれそうで心配です

 

 

がっかりしていたところに 県のさんより

「お庭に咲きました」と バッチリ!

素敵なお花のお便りが 届きました

いつも ありがとうございます!

 

椿と 早くもつつじが咲き始めています

こちらの路肩のつつじは チラホラなのに

いっぱい蕾がついています

 

 

こちらは 「からたちの花」

母が時折 口ずさんでいた

あの 「からたちの~は~な

電線につかえそうなくらい 

高く伸びるお花だったのですね

初めて拝見しました

 

 

そして 大きくて 元気そうな梅の実

 

ええっ~と!

梅1キロ 氷砂糖1袋 を 1.8リットルのホワイトリカーに漬けこんで・・・

多分 梅酒の作り方は こんな分量であったような・・・

ふふふ・・・!

母を思い出していたら

私も つい酒屋の娘に戻ったようです

 

 

さて 夜更けまで 仕上げの作業が続いています

昼間 「納品は まだですか?」との お電話が・・・

ウウウ・・・! 胃が痛みだしました・・・

 

 



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冬と春の綱引きが ようやく落ち着いて

今日は ホッと 春の暖かさが戻って

空も 雲も 草花も ・・・うれしそうです

 

 

昨日は ポロロ~ン 

「久しぶりに お茶しませんか?」と

友人の子さんからの お誘いでした

 

静かな山里に 小鳥の冴えずりと

さらさらとした 清流の音

 

 

 

「山に住んでいるのに ふふふ・・

また 山に来てしまうね・・」と 笑いながら

庭園を ゆっくり歩きます

 

 

鮮やかなシャクナゲが 緑の中に際立っています

 

 

大きなガラス窓の向こうには 川が流れ

緑の木々に囲まれた 静かなお店でした

 

お互いの近況を語りながら

健康や 料理や 介護・・・などなど

笑いころげたり しんみりしたり・・・

 

 

ひとしきりおしゃべりした後に・・・

 

「ところで 今日の夕飯 何にする?」

フフフ・・!

それぞれの いつもの生活が

待っているのでした・・・

 

 

 



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午後から はじめていた

水ぶきの仕事が ひとくぎりついて

いつものように 夕刻 買い物に出かけようと 

外に出たものの 

あまりの風の冷たさに あわてて

ストールをとりに戻りました

 

 

花冷えの時期 寒の戻りでしょうか?

畑の花も さむそうに揺れています

ふと

里の桜は 今年はどうだったのだろう?

両親が逝ってからは 里に帰るのも

だんだん遠のいてしまって・・・

 

それでも 心のどこかで 気に掛っていて

「今年は どうだった?」と 兄に聞いたら

しばらくして 写真が送られてきました

 

 

樹齢百年を越えた桜の木は 今年も見事だったようです

 

父を見舞った帰り 夕方一人で観た

その年の桜も 切ないくらい美しいものでした

 

たまには気晴らしに お花見はどうだろうと

父を誘っても 首を横に振って

「こうやって あんたと話しとった方がいい」と 

最後の年は 出掛けるのを渋るようになっていました

 

 

私が仕事をしていると

そばの椅子に座ってながめ

買い物に出る時も 「おれも行く」と

ついて来て

夫が 「お父さんは 孫に会いに来たというけど

あれは 間違いなく あんたに会いに来ているよ・・」と

笑っていたものです

 

 

そんな父も

今では 我が家の小さな写真の中で 

母と一緒に微笑んで

私のことを見守ってくれているようです

 

 



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