有田焼で白磁・青磁を作っています。
佳秀窯日記



  

一瞬走る稲妻に

つい 首をすくめてしまう程

騒々しい雷さまだったけど

台風を温帯低気圧に変えて

じゃあね と去って行きました

秋をそっと置き土産にして

 

 

先日ご注文の作品と共に個展のための

新しい作品がいっぱいつまった最終の窯が上がりました

 

 

今回も新しい作品が 姿を見せました

 

さて、来る9月4日より 

高崎島屋にて2年ぶり6回目の個展を開催いたします

 

 

 

日:平成25年9月4日(水)→10日(火)  

時間:午前10時~午後7時(土・日・祝は午後7時30分まで)

場所:高崎島屋 5階アートギャラリー  

※最終日は午後2時閉場

 

 

今回は長女の絵の原画も一緒に少し展示させていただくことになりました

 

 

 

皆さまお近くにいらっしゃいましたら

ご高覧賜りますよう、ご案内申し上げます

 

 

 

 

 

 



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個展の準備に追われる我が家に

手伝いに帰って来ていた 二女

改札口で見送る私に

一番よく見える席に座って 手を振りながら

娘を乗せた電車は 雨の中を走り去って行きました

 

 

 そういえば・・・

先日 お盆で実家に帰った折に 親戚が集まった席で

義姉が 「お母さんの浴衣がタンスの奥から出てきて・・・」と

私が小さい頃 母がよく湯あがりに着ていた

見覚えのある 懐かしい浴衣を 数枚広げられました

 

思い出に浸りながらも 皆 浴衣を囲んで

「だれかいらない?」 「今は めったに浴衣も着ないしね・・」

「でも 生地は良いし もったいないよね・・・」

どうしたものか・・・・

 

その時・・・・・

横浜で生まれ育ったもっちゃん こちらに嫁いで40年以上なるのに

未だに方言が使えず 早口の標準語で 

「私が 何か作ってきてあげるわよ」 

もっちゃんは 遠い親戚にあたるけど 私には姉のような存在

それから 一週間後・・・・

 

 

手提げ袋や 半ズボンに 見事に生まれ変わり

義姉や従姉や私の分まで 何枚も仕上げられてきました

「あなたの分 型紙も大きくしたし ゴムだって沢山要って

大変だったんだから・・・」と いつもの早口で 文句をいいつつも

「デザインや用途を考えるのが 楽しかったわ・・」と 言ってくれました

 

 

浴衣地だから 軽くて 通気性もあり 肌にやさしく

何より 動きやすいし 着やすい

お陰で 毎日 母のぬくもりに包まれているようです・・・

 



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 立秋をとうに過ぎても 

酷暑は まだまだ続きそうです

 

 

それでも 空を見上げると 

赤とんぼが 飛び交うようになりました

秋が少しずつ 近づいてきているのでしょう

 

 

こちら工房は 来月の個展に向けて 素焼き入れ

夏の窯入れは 大変です!

 

 

今夕は 久しぶりの雨で 鉢植えの花や植木には

恵みの雨となり 

私達にとっても 

屋根や道路を濡らす雨音が 熱さを吹き飛ばし

涼しさを運んでくれそうです! 

 

 

 



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ギラギラと燃えるような太陽の下

爽やかで 粘り強く 白球を追い続けた

有工野球部でした

 

 

惜しくも 3回戦進出は叶いませんでしたが

最後まであきらめず 積極的に前へ前へと

挑戦していくチームでした

 

 

明るく 果敢に立ち向かう 選手たちの姿は

応援する私達にとって とても

気持ちの良いものでした

 

 

有田の 佐賀の 期待と 希望と 感動を

沢山運んでくれた 選手のみなさん

お疲れ様でした!

そして 県外からも応援して下さった皆さま

本当に ありがとうございました!

 



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甲子園の初戦を突破し 次の2回戦まで小休止

有田の町も ますます熱くなりそうです

 

 

さて 工房では 土こねが始まっています

制作に入る前に 土の硬さを均一にし

土の空気を抜く為の 大切な作業です

 

磁土は粒子が小さいので 

きめ細かく 丁寧にこねなければなりません

 

 

一人前になるためには 昔から「土こね3年」と言い伝えられています

夫は 実際 きちんとこねられるようになるには

「3年以上かかった」と 語ります

 

 

磁土が轆轤にのせられ 夫の手によって

魔法のように 新しい作品が

ぽっかり ぽっかり 生まれて出てきます

 

 

 

そして 最後に トンボが ちょこんと 止まり

径と高さを 確かめ 出来上がり

 

熱い甲子園が終わりを告げるころには

本物の赤とんぼが 空を飛び交っていることでしょう!

 



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