今日も 工房で轆轤の音が響き
私は「水ぶき」に追われています
そろそろ 肩が凝りだしたなあ と思い始めた昼下がり
友人のKさんから 「椿がきれいだから見に来ない?」とのお誘い
「行く!行く!」の二つ返事をして ギコギコ自転車を走らせKさん宅へ
玄関のすぐ傍で 背丈ほどの高さの花が出迎えてくれます
「牡丹かと思った! これ椿?」 あまりの大輪に思わず叫んでいました。
ご主人が 次々と椿の名前を教えてくれるのですが
美しさに見とれ 名前を覚えられなくて
これは「唐子(からこ)椿」と教えてもらいました
「これは まだ 名前が付いていない」新種の珍しい椿だとか
小さいお花を 大きな花びらで包み込んだようなお洒落な椿です
ご主人が花をカメラに向けてくれました
あまりの美しさに 「きれい きれい」の言葉しか見つかりません
ご主人の「挿し木を 分けてあげようか?」の言葉に 涙が出るほど嬉しく
大切に紙にくるんで自転車のかごに入れて 急ぎ我が家へ
教えて頂いた通り しばらく水につけて
それから根の部分をカッターで斜めに削いで
プランターの底に石ころを敷き 花用の土を入れ挿しました
出来上がり!
嬉しくて 早速 Kさんにお礼の電話を
「ありがとう 無事に 挿し木できました!
これで来年は我が家でもお花見が出来ます」と伝えると
「お花がつくのは 早くて5年後だよ!」 と あきれた様子のKさん
「えっ?・・・・5年後?・・・・・」 そこのところ私聞いてなかった!
確かに良いものは年数がかかりますよね・・・・・
ドッと疲れが出て 本日は水ぶきお休みします