有田焼で白磁・青磁を作っています。
佳秀窯日記



早朝 散歩から帰った夫が

「外は 雪が降りだしているよ」と言います

あわてて窓の外に目をやると 

ホントです

「週明けは気温が下がり 冷え込みます」の天気予報は見事に当たりました

 

底冷えの寒さです

工場での暖房は 乾燥しすぎると生地が固くなりすぎるので

足元のストーブだけです

夫は 今日も相変わらず ろくろに向かいます

 

 

こうして 削りの作業にかかる頃は 外気は冷え込んでも

もうすっかり乾燥していますので

凍る心配がありません

けれど 削りの粉を吸引する集塵機を そばで稼働させながらの作業は

「体の芯まで冷える」と言います

冬は やはり 寒そうです

 今晩は あったかい お鍋にしようかな~

あれっ・・昨晩もだったっけ・・・

寒すぎて 脳が凍り付いている?・・・クックッ

 

窓側には 削りが終わった後の小鉢たちが

窓から差し込む 冬のやわらかな陽射しをあびて

ほんわか 日向ぼっこをしています

 

この後は 私の水拭きが待っているのですが

ここまでくると ひと段落

贈答品の梱包が落ち着いた頃に 仕上げることにしましょう

 

 

先日 関東にお住いのF様から お写真をいただきました

さっそく使って下さったようです

「どんなお料理でも受け入れてくれる器です。目からの景色もご馳走です。」と

書かれていました

 

素敵に使ってくださってありがたいです

ふふふ・・・器も 褒めていただいて ちょっと 照れたような

うれしそうな笑顔です!! 良かった 

 

佳秀窯HP ↓

 https://www.nishiyama-tadashi.com

 



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ここのところ 日中あたたかな陽射しにつつまれ

おだやかな天候が続いておりますけど

 

 

師走に入った先日の早朝 さすがに 霜が降りていました

外の気温をみたら 最低気温が1℃

早朝 夫は 心配そうに 棚にのった作り立ての小鉢や お皿を 点検していました

作り立てのものは 生地の中に水分が含まれていますので 凍る可能性があります

 

 

凍り付いたら せっかく作った作品がダメになってしまいます

大丈夫そうです

ホッと安心!!

これから最低気温は見逃せません

 

先日の秋の有田陶磁器祭りには ご来店を頂きまして

ありがとうございました

春の陶器市は 町全体が閉店休業状態で 寂しいものでしたが

今回は 窓を開けたり マスクや消毒液を用意したり お互いの距離を意識したり

いろいろ工夫をしながら お客様をお迎えしました

 

「美の壺を拝見しまして・・」と 初めてご来店頂いた方も多くいらっしゃいました

そして お電話や メール ネットでのご購入もあり

お話ししたり メールをやり取りしたりして お話が出来たことは楽しいことでした

 

 

各地へのお嫁入も決まり 桐箱の用意が出来た順に

お送りしておりました

画像や 私との会話で決めていただいた作品たち

巣立ったものの どうだったかな~と 一抹の不安はぬぐえません

 

作品が届いた頃に 

「毎日食卓でお花が咲いたみたい・・」と喜んでくださったり

「白さがきれいです・・」など 

 

今日は 北の雪国にお送りした 白磁のお花入れには 紅い実がついた山帰来の枝が

素敵に活けられているお写真や

白磁の小鉢に 美味しそうなほうれん草の和え物がのせられたお写真が届きました

 

それぞれのご家庭で 毎日 楽しんで使っていただけているようで

送り出した私たちも とても嬉しくなります

 

日ごと寒さも増してきて

工房も ストーブを焚きながらの作業が続いています

 

またどこかのご家庭で 笑顔で使って頂けるように

夫の手からは ひとつ ひとつ 新しい作品が生まれいます

 

向寒のみぎり 皆さまも どうぞ ご自愛くださいませ

 

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