春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、那珂川町活動エリア)『かすが補聴器専門店』のブログ
梅雨に入りじめじめした天気が続くと
湿気や汗による
補聴器へのダメージが蓄積します。
湿気や汗による
補聴器へのダメージが蓄積します。
耳あな型(オーダーメード)補聴器の場合
補聴器本体が耳の穴に収納されるため
直接、汗の影響を受けることは少ないです。
しかし、耳かけ型補聴器は、
補聴器本体を耳の後ろに引っ掛けるので
汗や油脂の影響をダイレクトに受けます。
10年以上前の耳かけ型補聴器は
デザインや設計上、
スイッチやボリュームの部品の隙間から
汗やほこりが侵入して故障を頻発していました。
≪以前の耳かけ型補聴器≫
最近の耳かけ型補聴器は
各メーカーさんの開発努力もあり
構造上、極限まで部品の隙間がなくなっています。
また、防水や撥水の処理が施されており、
物理的にも汗・湿気・ほこりの侵入を防いでくれます。
海外メーカーには
携帯電話やスマホが取得している
防水・防塵の国際保護等級(IPコード)を
取得しているものもあります。
(フォナック、オーティコン、ワイデックス、シバントス、ユニトロンなど)
さらに、防水型の補聴器に関して
フォナック社のナイーダモデルと
シバントス社のアクアリスモデルは
保証期間の2年間、
防水メンテナンスが2回(年1回)
無料でサポートされます。
補聴器の6大メーカーは、
すべて欧米のメーカーなので
日本市場のように高温多湿の気候ではありません。
そのため、従来は過度の汗・湿気対策は
行われていませんでした。
しかし、超高齢化社会を迎えた日本や
経済発展が著しい東南アジアに対し、
海外の補聴器メーカーは、補聴器マーケットとして
重要視しているようです。