春日公園前の補聴器屋さん 『かすが補聴器専門店』のブログ

春日市・大野城市・太宰府市・那珂川町で唯一の補聴器専門店を開業しました。補聴器と聞こえに関する情報を取り上げていきます。

関西出張(その2)

2013-11-07 18:58:01 | ブログ

春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ

 

 

今日は、午前中、不意にお巡りさんが来店。

何事かと思ったのですが、店舗前の道路で車の衝突事故が起こった様子。

共同駐車場に事故車を止めて現場検証するということでしたが、あいにく駐車場が満車状態。

当店の正面のスペースは、補聴器のお客様用にコーンを置いて確保してあるため、ここに事故車を置かせてほしいと依頼されました。

「お客さんが来たらどうしよう?」と思いつつも、「どうぞ、どうぞ!」

国家権力には逆らえません!(笑)

 

 

幸い、ケガをされた方はいらっしゃらなかったのでよかったです。

ドライバーの若い女性は、事故が初めてだったようで、とても落ち込んでおられました。

気を付けないといけませんね。

 

 

さて、本日は先週の関西出張のレポートその2です。

 

 

新神戸駅の近く、神戸芸術センターが会場でした。

このセミナーは、IHS(International Hearing Society)という国際的な補聴器販売店の組織団体の日本支部主催で行われました。

日本には、日本補聴器販売店協会という補聴器屋さんの組織団体がありますが、その国際版といったところです。

セミナーの内容は、『HHPノ、HHPニヨル、HHPノタメノ研修会』。

※HHP…Hearing Healthcare Professional、聴覚関連プロフェッショナル、聴覚専門家

ゲストスピーカーは、外人さんが3名。

 

 

Alan Lowell(アラン ロウェル)さん

 

Leanne E. Polhill(リアン ポルヒル)さん

 

Chris Gustafson(クリス ガスタフソン)さん

 

いずれも補聴器の専門家。

アメリカで補聴器の販売に携わっておられます。

 

 

アメリカと日本での補聴器販売は、販売形態や制度上の問題もあり、同じ土俵で比較することはできません。

しかし、とても参考になるお話を聞くことができました。

 

 

私は、申込みが早かったお蔭で、最前列の席でした。

外国の方のプレゼンは、スピーチ席から前に出てきて、ジェスチャーを交えながら行われます。

英語はほとんどわかりませんが、同時通訳の方がおられたことと、専門用語の中には通じるものがあったので、内容は十分に理解できました。

 

 

メーカー時代は、セミナーというと新製品発表セミナーで主催する側。

また、業界の講習会や聴覚医学会に参加したときもどちらかというと販売店側に立った内容ではなかったので、とても勉強になりました。

講習の内容は、補聴器専門家としての心構えや店づくりについてが主。

日頃から心掛けていることはもちろん、補聴器のプロフェッショナルとして注意しなくてはならないことを改めて気付かされるものでした。

すぐに実践できる内容もたくさんあったので、戻ってきてから即、導入しております。

 

 

補聴器は、家電製品や日用品などの物販品とは異なるもの。

購入になるお客様は、『難聴』というハンディキャップを持っておられます。

できれば、一生お世話になりたくないものを、購入して使っていただくことになります。

しかも、「ちょっと試しに…」という具合に気軽に買えるほど安価なものでもありません。

ただ、「売ればいい物」ではなく、使っていただいて喜んでいただく(役に立つ)物でなくてはならないでしょう。

 

 

日々、接客して提案していく中でも勉強になることや気付きになることがたくさんあります。

当然、お客様から教えていただくことも…。

 

 

お店を2日間休業にしての出張でしたが、非常に有意義な出張でした。

心持も新たに営業再開です!

 

 

 

 

本日は、以上です。

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