春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。
今日はあいにくの雨です。明日、周辺地域に新聞折込を入れるのですが、今のうちに降っておけば、週中から週末にかけて晴れるでしょう。
さて、今日は補聴器の紛失について書きましょう。
補聴器をご使用になる方は、大半が65歳以上の方となります。
補聴器を初めて購入しようと検討される方は、商談の最中、必ず「補聴器はどれくらいもつの?」と耐久性をご質問されます。
耐久性については、後日お話しすることにして、耐久性よりも心配なことが「補聴器を失くす」ことです。
以前にも紹介しましたが、最近の補聴器は、メーカーさんの開発努力で、かなり小型化が進んでいます。
特に小型のものを購入される方は、「軽・中等度」と言われる、常時、補聴器をしなくてもいいような方がほとんどです。
つまり、必要な時に補聴器を使って、日中の多くの時間は使っておられません。
小さな補聴器を付けたり、はずしたりする訳ですから、紛失してしまうことがよくあります。
男性の方などは、胸ポケットや上着のポケットに入れているのを忘れてしまって、たまたま下を見た時などに、うっかり落としてしまいがちです。
女性の場合でも、ハンカチやティッシュにくるんでバックに入れる方などおられますが、後に忘れてしまってゴミと一緒に捨ててしまったり・・・。
故障したり、破損した補聴器は、修理することができますが、紛失してしまったものはどうすることもできません。
一部のメーカーさんが、紛失保証を設けていらっしゃいますが、警察署などに遺失届を提出したり、結構、手続きが面倒であったりします。
私の経験の中には、初めての補聴器をお店でお渡しされて、家路の途中で失くした方もおられました。(悲)
紛失を防ぐために、是非、お奨めしたいのが、補聴器の「化粧ケース」です。
補聴器を購入された際、必ず付属品として付いていますので、活用するようにしましょう。
中には、男性のズボンのポケットに入れてもかさばらない小型のものもございます。
できれば、破損防止のためハードケースのものをお奨めしますが、クッションポーチの柔らかいものもメーカーさんによっては用意しています。
また、化粧ケースの中に予備の電池も一緒に入れておけば、外出中に電池が切れても安心できます。
少々、面倒ですが、補聴器と長く付き合っていくために、注意していただきたい大事なことです。