春日公園前の補聴器屋さん 『かすが補聴器専門店』のブログ

春日市・大野城市・太宰府市・那珂川町で唯一の補聴器専門店を開業しました。補聴器と聞こえに関する情報を取り上げていきます。

補聴器の目的

2013-02-12 14:43:51 | 補聴器

春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。

 

昨日は、お店をお休みして、大牟田市動物園に行ってきました。

動物好きの娘に、ホワイトタイガーを見せてあげるためです。そんなに大きな動物園ではありませんが、アットホームな感じが人気の動物園です。

 

 

まだまだ、寒いせいでしょう、動物たちは少しでも暖かい日向で過ごしていました。

 

 

さて、今日は補聴器を使う目的について書きたいと思います。

よく、補聴器を購入されるお客様は、「ときどきしか使わない。」とか「何かの時に使いたい。」と言われます。

日ごろから付けるのが面倒なので、当然の訴えだと思われます。

しかし、この「ときどき」というのが、もっとも補聴器の効果を出すのが難しい問題です。

 

補聴器をご使用になる場面は人によって様々・・・。

 ・仕事で使う

 ・町内の集まりごとで使う

 ・講演会や芝居によく出かける

 ・テレビを見る時だけ

 ・家庭内だけ

 

世には高額な補聴器がたくさんあり、中には片耳で50万円くらいするものもあり、かといって、高ければ、なんでも聞こえるというものでもありません。

中には、広告・通販の集音器で十分効果を果たせているものもあります。

 

どこの補聴器屋さんでも、集会や講演会などは難しいと言われるでしょう。

特に補聴器を「ときどき」しかご使用にならない方は、「補聴器で聞く」という準備ができていません。

補聴器屋さんは、一発で音合わせをするということを念頭においておらず、段階的に時間をかけて調整を行っていきます。

ですから、調整の合間に補聴器を使われていなかったら、次の段階に進んでいくことができません。

 

大きな違和感があってはだめですが、少々の違和感については、気持ちに余裕をもって使ってみてください。

小さなところで聞き取りの向上が見られると思います。

 

きこえはご本人が気づかないくらい長い時間をかけて、徐々に低下しています。極論を言うと同じ時間をかけてきこえるようにしていかなければなりません。

 

購入して持ってるだけで安心している方がいるかもわかりませんが、補聴器は大事に持っていても役には立ちません。

「付けたらうるさいから・・・」「補聴器は雑音が多いし・・・」と言われる方は、意外と初期調整のままで、その後の調整をしていない方が多いかもしれません。

 

購入後、一度もお店に行ってらっしゃらない方は、きこえの状態の確認も兼ねて、補聴器屋さんに行ってみましょう!