東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

オリジナリティーを求めて

2014-04-29 12:51:26 | 13期生のブログリレー

13期生の児玉総司です。
先日、育成塾13期の最終講義がおわりました。最後は”話す”ことに関する総仕上げで、皆さんの発表の密度が高く、それだけに有益なフィードバックがいただけたように思います。

育成塾の書く、話すことに関する講義で、私が難しさを感じたことの1つが「オリジナリティー」でした。以下に、

  1)オリジナリティーの大切さ

  2)オリジナリティーの難しさ

  3)オリジナリティーを出すには

の3点を書いてみます。

1)オリジナリティーの大切さ
たとえ拙くても、たとえ評価を得られなくても、自分の考えを語ることに意味があると思います。話すこと、書くことに、何らかのオリジナリティーがないなら、発信する意味がないのではないでしょうか。

2)オリジナリティーの難しさ
とは言っても、私たちの行うこと、話すこと、考えることのほとんどは、先人や周りの方のマネでしょう。本で読んだり親に聞いたりしたことも、無意識にそのとおりに行動できるくらいに身に付いたら、自分の考えと思い込んでいることも多いです。そもそも、発信するくらい意味があることなら、たいてい先人が何らかの形で考えたり調査研究したりしています。

このように多くの先人の知識や知恵があるなかで、ひとりよがりでない何かを発信することは、とても難しいと感じています。

3)オリジナリティーを出すには
オリジナリティーを出すうえで私が大切と思うことは①自分に正直であること、②記憶を大切にすること、③直接情報を大切にすること、です。
①の自分に正直であること、は、表現しづらいですが、独自性を出すのに大切だと思っています。たとえば”なぜそれを語りたいのか”という動機の深さは、オリジナリティーに大きく関係するように思うのです。
②の記憶を大切にすること、について。今は情報だけならWebでなんでも調べられるから、記憶の重要性が低くなったようにも思います。しかし、自分の頭の中の別の記憶同士が結びつくことは自分に起こる経験の1つです。だから、これと思う情報はできるだけ覚えるのがいいと思います。
③の直接情報については説明不要でしょう。自分が経験したこと、直接人に会って聞いた話、それらについて感じたことは、間違いなく自分独自のコンテンツです。

以上、オリジナリティーとは何か、またオリジナリティーを出す方法については、まだまだ手探りですので、お考え、ご意見を頂けるとありがたいです。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最終講義 | トップ | アナウンサーの話す内容は、... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
オリジナリティー (大草)
2014-04-29 17:42:51
オリジナリティーを出すのは確かに難しいですね。
でも、その人しか語れないストーリーのある話だと、聞いていて引き込まれますね。
日々体験する一つひとつのことを大切にすることが、オリジナリティーにつながっていくのかもと思いました。
返信する
Unknown (児玉総司)
2014-04-30 22:59:19
大草先生、コメントをありがとうございます。
たしかに、日々の経験を大切に、そこから自分の考えを紡いでいくのが基本なのでしょうね。
大草先生は、自分にとても正直な方と思い、見習いたいと思っています。
返信する
直接情報と記憶 (鴨志田)
2014-05-04 20:02:39
FBで発信をしていると、直接情報を発信している人と、他の方のシェアの多い方がいますね。やはり、「いいね」は直接情報やオリジナルな内容に多く押してしまいます。オリジナルな内容は、その人の人柄が泡われていることが多いですね。記憶が鮮明なうちに、書き留めることも大切ですね。
返信する
書きとめること (児玉総司)
2014-05-07 23:29:47
鴨志田先生、コメントをありがとうございます。
書きとめることは、本当に大切ですね。なのになかなかできていないことの1つです。なんとか、習慣にしたいものです。
返信する

コメントを投稿

13期生のブログリレー」カテゴリの最新記事