こんにちは!稼プロ20期生の大野徹司です。
最近、会社から経営学を学びなさいといわれまして、GLOBISという経営大学院に通っています。初めての人は、まず「クリティカルシンキング講座」らしく今受講しています。丁度よいので、クリティカルシンキング(以下クリシン)について述べたいと思います。
さて、クリティカルシンキング(クリシン)とはなんでしょうか?
似た概念としてロジカルシンキングは聞いたことがあります。こちらは、考え方に筋道を通して、主張と根拠を論理的に展開する思考法だそうです。一方、クリシンとは、自分自身に批判的な視点を持ちながら、問題そのものの本質は何かから考える思考法のようです。論理的に主張と根拠を積み上げる作業もありますので、いわばロジカルシンキングの上位概念のような感じでしょうか。
自分の考え方には常に偏りがあるという前提のもと、自分自身に批判的な問いかけを繰り返すことで、以下のようなことが期待できます。
・これまで見落とされていた機会や脅威に気づき、斬新な発想ができる。
・相手の言いたいことやその前提を的確に理解できる
・会議や議論を効果的に進め、集団として良い意思決定をすることができる
・説得や交渉、部下のコーチングなどがうまくできる
良いことづくめですね~。ビジネスだけでなくプライベートでも使えるものなので、全ての人が一度は学ぶべき思考法であり、GLOBISでも初めに受講しておくべきおすすめ講座になっています。
進め方ですが、ステップ1としてイシュー(そもそも何を考え論じるべきか)を考えます。そもそも、今これを考える必要はあるのか?目的は何なのか?という本質的なことから考えます。ビジネスでも結構この工程を抜かしているので、議論の場で思わぬ方向に話が及ぶことがあります。例えば、「A事業部の売上が低下している原因は何か?」について議論していたはずが、いつの間にか「A事業部の担当者は誰が適任か?」について熱く語っているなんてよくある話です。多くの人は、意識しないとすぐにイシューから考えがそれてしまいます。そのためにもイシューをしっかり押さえておくことが大切なわけです。特に会議では、前提イシューを共有しておくが重要です。
と、ひとまず本日はここまでにいたします(というかここまでしか受講しておりません^ ^)
最後までお読みいただきありがとうございました。