皆さん、こんにちは。
稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。
やっと暖かくなってきたのは良かったのですが、花粉症が日に日にきつくなってきました。
今年ももう3月なのですね。
さて、今回は投資のお話です。
株への投資は危険なもの、「株式投資=投機、博打」というイメージが日本ではまだ強いのではないでしょうか?私が会社に入社した頃にはまだ「社内預金」という制度が残っていて、当時は金利が5%でした(入社後、順次引き下げられ、なくなってしまいましたが…)。郵便貯金の定期預金金利もまだ1%-2%ほどありました。それぐらいの金利があれば、銀行にお金を預けていけば定年を迎えるころには一定の資産を築けたと思いますが、今の金利だと、間違って手数料のかかる時間に現金をおろしてしまうと、数年分?の金利が一気に無くなります。
「老後2,000万円問題」や「人生100年時代」が話題になりましたが、他人と(家族・親類も含む)投資の話をするのは何となく憚れる気がするのは私だけではないと思います。
いろいろと批判されることの方が多い岸田政権ですが、「資産所得倍増計画」を打ち出しています。施策の1つとして2024年から拡充されるNISA(少額投資非課税制度)は皆さんも活用すべきものではないかと思います。
現行のNISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」がありますが、2024年からは一本化されます。
大きな変更点の1つ目は、非課税期間の「無期限化」です。「一般NISA」では5年間、「つみたてNISA」では20年間でした。これで超長期の運用が可能になりますね。2つ目は、現行では併用はできませんでしたが、新しいNISAでは「一般NISA」の役割を引き継ぐ成長投資枠と「つみたてNISA」の役割を引き継ぐつみたて投資枠を併用できるようになります。最後は、年間投資上限額の引き上げと生涯非課税限度額の設定です。成長投資枠は年間240万円、つみたて投資枠は年間120万円、合計年間360万円。生涯非課税限度額は総額1,800万円(成長投資枠は1,200万円)で、「簿価=取得価額」で総枠を管理するとともに、何らかの事情で売却しても「簿価=取得価額」分だけその枠を再利用することができます。
上場株式に投資できる成長投資枠(1,200万円)を使って自分年金を作ることも出来ますね。日本の上場企業でも3%-5%の配当利回りを出す会社はたくさんあります。中には連続増配、配当金額の下限や累進配当を宣言している会社も。例えば、平均で4%の配当利回りのポートフォリオを組むと、1,200万円×4%=年間48万円の配当金を無税で得られる計算になります。長期間運用すれば配当金が増えていくことも期待できます。もちろん、業績が悪化して配当金の減額や無配に転落する会社も出てくるかもしれませんが、その際は、年間投資限度額の範囲内ですが、ポートフォリオの組替えをすればよいでしょう。
超高齢化社会のシナリオしかない日本では、国としての経済成長もますます難しくなりそうですので、年金支給額や支給開始年齢、医療保険負担の見直しなどが今後も想定されます。このNISAの拡充も、国が面倒をみられる範囲が減っていくのでその分は自助努力で何とかしてください、というメッセージが裏にはあるのかもしれません(そうなると投資対象も日本だけではなく、世界に目を向けないといけないかもしれないですね)。
最後に最近読んだ本で面白かったものを紹介します。
投資の話題に触れましたので、関連する書物をいくつか紹介します。
全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書) Kindle版
全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書) | 山崎 元, 水瀬 ケンイチ | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon
オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた! Kindle版
オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた! | 長期株式投資 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon
年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資 Kindle版
年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資 | 配当太郎 | 株式投資 | Kindleストア | Amazon
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