みなさん こんにちは。
16期生の2番手は貝井です。
これから一年間、稼プロで皆さまとともに成長していきますので、よろしくお願いいたします。
さて、私は、中小企業診断士以外にも、公認会計士や社会保険労務士としても活動しています。
様々な士業の方と交流していると、「社風」ならぬ、「士風」がある、と思わされます。
一言で言うと、会計士は「サバサバ」、社労士は「いいひと」、中小企業診断士は「ガツガツ(笑)」です。
それが、最も顕著に現れるのが、「名刺」です。
独立診断士の名刺は、70%に顔写真が入っています。そのうえ、実績や自己PRなどが記載されている名刺が多い。
一方で、会計士や社労士で顔写真が入っている名刺は、せいぜい30%で、事務所名と名前だけが入っている名刺も多い。
この違いは、やはり、「独占業務の有無」による危機感の差が大きいのかな、と思います。
会計士や社労士は、黙っていても、独占業務の仕事があります。しかし、独占業務のない診断士は、「ガツガツ」アピールしなければ、黙っていては仕事は来ない、というのが現実かもしれません。
また、この「稼プロ」などのマスターコースや様々な勉強会など、同業者同士のつながりが最も充実しているのも診断士です。みんなで協力して、業界を盛り上げていかなければ、という方針が明確です。また、専門がバラバラなので、同業者間で業務がバッティングしない、というのも要因かもしれません。
診断士業界は、「独占業務がない」というハンデを、健全な危機感に変えている、という印象です。
税務申告、社会保険事務代行といった独占業務は、これからのIT化やクラウド化により業務簡素化が進み、廃れていくことが想定されます。
そのときには、会計士や社労士の名刺にも顔写真が入るでしょうのでしょうか。
私の名刺には、顔写真と自己PRが入っています。
これからも、各士業の「いいとこどり」をしていきたいと思います。