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ペヨングソースやきそば、ってご存知ですか?

2016-06-08 17:00:00 | 15期生のブログリレー

16期予定の蛭川です。こんにちは。

皆さん「ペヨングソースやきそば」、ってご存知ですか?「ペヤング」ではなく
「ペヨング」です。Peyong!
最近テレビCMをやっているので、あれっ、と気になっている方もいらっしゃると
思います。


ちなみに「ペヤングソースやきそば」は言わずと知れた、カップ麺やきそばの
老舗ですよね。
発売は1975年。まるか食品が製造・販売し、40年も売れ続けているロングセラー
商品ですね。
「ペア」と「ヤング」を組み合わせて「ペヤング」。ヤングなペア(カップル)
に仲良く食べてほしいとの思いがあったようです。


肝心の「ペヨングソースやきそば」ですが、こちらも実は同じメーカーである
まるか食品の商品で、今年3月に発売されたばかりです。
偽物ではないんですよね!!!


それでは、何故このように紛らわしい商品をあえて発売したのでしょう、って
気になりますよね。


記憶にある方もいらっしゃると思いますが、2014年に「ペヤングソースやきそば」
への異物混入によって、まるか食品は商品の自主回収を行いました。かなり報道
されて話題になりましたよね。
(一時製造・販売中止。2015年から品質管理を徹底させ、販売再開^^。)

この異物混入騒動によって、ドラッグストアやディスカウントストアなどから
「安く販売したいから売ってほしい」、との問い合わせが殺到したようです。


そこで、まるか食品は「ペヤングソースやきそば」の値崩れ防止やブランド維持
のために、あえて自社で「偽物・コピー商品」という設定で、発売に踏み切った
ということです。

それが「ペヨングソースやきそば」です。「ヨ」です。


「ペヨングソースやきそば」では、麺の量を減らしたり、具材やソースの味付け
を変えたりすることで、従来の「ペヤングソースやきそば」と差別化を図り、
低価格商品として売り出したわけです。

「ヤ」よりも落ちるいうことで「ヨ」です。

「ペヤングソースやきそば」を守るため、そして新たなニーズに対応するために
「ペヨングソースやきそば」が生まれたというわけです。

それにしても面白いマーケティングの発想ですよね!!!

コメント (2)
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「英語がそこそこの国際派診断士!?」

2016-06-08 02:16:37 | OB生の近況報告・活動報告

15期の小林 隆です。

本日は、所属する中小企業診断士協会 東京都中央支部 国際部が主催する、『新時代の国際派診断士を目指すあなたへ』という勉強会に参加してまいりました。

講師は、海外コンサル経験が豊富で、国際部での活動歴も10年超の実績をもつ、安井哲雄 先生。

内容は、ご自身のこれまでの国際派診断士としての活動事例と、診断協会の国際化対応の歴史について、加えて それらを踏まえた参加者とのディスカッション、という内容でした。

冒頭で、「国際化の時代、診断士に、国内も国外もない。国際派、診断士というのは、特別なものではない時代が来ている。」といった趣旨のお話がありました。


思い起こせば、私が昨年の秋口に国際部に入れていただいたのも、そんな思いからでした。

海外の赴任実績があるわけでもなく、英語が得なわけでもない私が、なぜ国際部の門を叩いたか!?

それは、私自身が、縁あって、ここ5年ほど連続してカンボジアやマレーシアでイベントを実施してきたこと、
インドネシアでのイオンのテナントの出店支援、ベトナム、インドネシアでの人材紹介を目的とした大学回り、ミャンマーやシンガポールの視察、等を通じ、アジアの成長と、日本への期待、日本の中小企業のアジアでの奮闘を目の当たりにしてきたことに起因しています。

加えて、昨今では、多くの中小企業のオーナー経営者が、アジアへの進出に関心を寄せており、事業の選択肢のひとつ、可能性のひとつとして、話題に上がることも多くなってきているからです。

そんな経営者の皆さんと接するにあたっては、常に自らの知識を更新し、年々変化するデータを把握し、願わくば自らが現地におもむき、五感でデータを検証した情報を経営者に伝えられるのが、望ましいと考えています。


そうした仕事をするには、本来 英語は堪能であるべきでしょう。
しかし、残念ながら、私は 決して英語が得意ではありません。

そこで、現在は、「英語そこそこ」でもできる国際派診断士の仕事に、にチャレンジをしようと考えています。

例えば、「インバウンド」といわれる領域。
昨今では、海外からの観光客の増加に伴う、「おもてなし」の実践等として、認知をされています。

また、今後はアジア経済や企業の高度化に伴い、
アジアから日本のマーケットへの進出を模索動きも、増加するかもしれません。

通常のコンサル業務の延長戦上にある海外の相談についても、海外展開の目的の明確化や、海外展開戦略の位置づけなど、
その初期の対応については、「英語そこそこ」でも、実施できないといけない業務でると考えています。

むしろ、国際化という、トピックスに対し、中小企業診断士として全く対応できないのでは、21世紀の中小企業診断士としては、心もとないものと感じています。

中小企業診断士の試験科目に「経営情報システム」が、必須の科目として存在するように、いつの日か、「国際化」が試験科目になる日がくるのかもしれません。

私も、英語が障壁とならないくらいの価値を提供できる「SHI-N-DA-N-SHI」を目指し、これからも精進したいと考えています。

コメント (3)
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