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文章の心理学

2012-04-09 08:00:00 | 11期生のブログリレー

こんにちは。大草です。

鴨志田先生から紹介していただいた
次の本を読んでみました。
『読む心・書く心 文章の心理学入門』

文章の心理学入門というタイトルだけでは
どんな内容なのか想像がつかなかったのですが、
普段、私たちが文章を読んだり書いたりするときに、
どのようなことを考えて行っているのか、
どのような手順で行っているのかが
書かれていました。
そして、読む時・書く時の仕組みをおさえたうえで、
読む力、書く力を向上させるにはどうしたらよいかが
書かれていました。

意識的に行った方がいいことや、普段、無意識に行っていることが
いろいろと書かれていて面白いです。

この本を読んでみた感想として、この本に書かれている内容は、
自分が書いた文章をチェックするときや他人が書いた
文章を添削するときに役に立ちそうだと思いました。
文章を書く時の仕組みを知ることは、書き手の意図をくみ取るのに
役立ちそうだからです。

他にも、次のことが印象に残りました。
・文章を読むことは、一方通行ではなく対面通行である
・文章を読む時は、既存知識を活用して読んでいる。
・既存知識があるから推論して読み進めることができる。
 ただし、推論には思い込みや誤解が入りやすく、誤った理解をして
 しまうこともある

さて、文章を読む時・書く時の仕組みをおさえたら、次は実践です。
知識だけ増やしても、おそらくそれだけでは上手にできないでしょう。
仕組みを知ったうえで実践することで、上達の速度が上がります。

以前のブログで『文章力の基本』という本をご紹介しました。
その時、『「読み手の立場に立って文章を書くこと」これが
全てのルールの基本になっています。』
と紹介しました。

文章を読む時・書く時の仕組みをおさえることは、読み手の立場に立つこと
にもつながりそうです。

コメント (1)
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