ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

真冬の北欧へ: 年末のストックホルム旅行1(格安ライアンエアー)

2008年01月02日 | 旅行
年の瀬にストックホルムに出かけた。念願の北欧旅行。

通常のチケットでは高いので、格安航空会社のRyanairを利用した。その合理的システムには予約時点から驚かされてきたが、実際、座席指定がなく自由席なのにはとまどった。スタッフも同じ顔ばかりで、一人3役くらいは軽くこなしているようだ。しかし、一人往復数千円で、ウィーンからストックホルムまでのフライトができるのだ。厳密に言うと、ウィーンからではなく隣国のブラチスラバからで余計に1時間ほどかかるのだが。そのためか乗客は二十歳そこそこと言った感じの若い人が多く、機内は賑やかそのものだった。

2時間ほどで、ストックホルム郊外の小さな空港に到着。すると着陸と同時に、機内からは拍手と大歓声が沸き起こった。初めて見る光景だ。格安航空機ならではか。

空港を出ると気温は7度で、北欧の寒さを心配していたものの、ウィーンより大分暖かく感じられる。市内までのバスに乗車後、アナウンスで市内まで80分と聞かされ、初めて大手航空会社の乗り入れるArlanda国際空港では無いことに気づく。Ryanairは100km離れたマイナーなSkavsta空港を利用していたのだ。ともあれ予定通りホテルに到着。


Hotel Clarion Stockholm はスウェーデンらしいインテリアの近代的な大型ホテルだ。

ストックホルムでは観光・買い物・食事のバランスを三分の一づつと決めていた。翌日、まずはスノッブなエステルマルム地区を散策。北欧はインテリアデザインが優れていることで有名だが、ショーウインドもシンプルながら実にセンスがいい。これまで訪れたヨーロッパとは明らかに雰囲気が異なり、青山で買い物をしているような感覚だ。


中でもAsplund(アプスルンド)は地元でも人気のセレクトショップで、日本でも買えそうだと思いながらもついつい手が伸びてしまう。

買ったものを丁寧にラッピングしてくれる点も、まるで日本を思わせる。

世界中で高い評価を受けているというSyenskt Ten(スヴェンクス・テン)は、明るくのびやかな柄物の商品が並び、見ていてとても気持ちがいい。

午後は中世の面影を残す、ガムラ・スタン地区へ。


1279年建造の大聖堂と、ノーベル博物館を見学。博物館のカフェでは、ノーベル賞授賞式の晩餐会のデザートと同じアイスクリームを頂いた。ゴールドメダルのチョコレートがついたこのアイスはなかなか美味しい。


翌日に続く。
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