ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

真冬の北欧へ: 年末のストックホルム旅行2

2008年01月02日 | 旅行
ストックホルム旅行3日目は、朝から意気込み市内観光へ。

曇ってはいるものの気温5度と、寒くはない。
まずは、ノーベル賞の授賞式が開催される市庁舎の英語ツアーに参加する。ブルーホールと呼ばれる晩餐会に使われる広間や、ダンスホールで有名な黄金の間を見学。


部屋も美しいが、時折窓から覗く湖がなんとも言えぬ北欧の美しさを垣間見せてくれる。

(庁舎中庭からも湖が見渡せる)

そこから15分程移動し、王宮へ。

衛兵の交替式を眺めつつ、王宮の間を見学。これまで見てきた王宮に比べ、彩りも銀にブルーなどが使われ、透き通った荘厳さだった。

ガムラスタンの狭い石畳をベビーカーを押しながら進み、体が冷えてきたところでランチ。家内はスウェーデンのミートボールを楽しみにしていたのだが、その店のは上品すぎて、ボリュームのあるIKEAの(20個入りの)ミートボールの方がずっと口に合うようだ。



(この海鮮シチューは絶品。北欧のシーフードは美味い)

ランチの後は島の端からフェリーに乗って、ユールゴーデン島へ向かう。


このフェリーでの移動も今回楽しみにしていたものの1つだ。
スカンセンは世界最古の屋外博物館で、とても数時間では見きれない広大な面積。そそくさと退散し、息子が楽しみにしていたヴァーサ号博物館に向かうが、暗くなって焦ってきたためか間違えて隣接する北方民族博物館に入ってしまう。

親切なおばさまに教えてもらい、ようやくヴァーサ号博物館へ。
 
17世紀に作られた現存する最古の木製の船はまるで海賊船のような迫力だ。

ちょっと慌ただしいがTAXIに乗って国立美術館へ。

レンブラントの作品を中心に鑑賞。人の良さそうな小さな自画像に見入ってしまう。

夕食は年末のため店を探すのに苦労したが、ホテルに程近いスウェーデン料理の専門店へ。トナカイ肉の煮込みを頂く。羊と牛のちょうど間くらいの味わいで、臭みもなくなかなか美味しい。


4日目。ホテルで朝食とは思えぬボリュームのビュッフェをとり、雪の降る中空港へ向かう。


(ホテル前:整備された街並み)

駆け足な滞在ではあったが、ストックホルムの快適さ、水に囲まれた美しい町並みは存分に堪能できた。幼少からのバイリンガル教育によりみな英語が話せ、センスの良い店が並び、デパートも日本並み。深夜営業のセブンイレブンに衛生的な地下鉄。旅行者に25%の消費税は高く感じるが、それに見合った社会全体のサービスが提供されている。

さらに国民の大部分を占めるスウェーデン人は、品が良く日本人好みの優しい顔立ち。これによりさらに心地よい印象を受けたことも発見だった。

世界的なインテリアショップ「IKEA」やヨーロッパのGAP「H&M」を輩出するスウェーデン。真冬もいいが、日の長い夏にもまた是非訪れたい国である。
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