ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

心臓外科医 留学

2007年01月23日 | ウィーン
今日も何故かこの話題だ。

毎日7時半から心臓外科、胸部外科医が全員参加するミーティングがある。今朝は普段より人数が多かった。はじめて見るDr(?)が何人かいる。彼らはキョロキョロしながら一番角の席に着いた。特に彼らに関する紹介はなかったので何者なのか不明のまま終わってしまったが、おそらく短期間の見学に来たEU諸国内の医師のようだ。

そんなことがあった後、東欧から来ている若い胸部外科医とたまたま雑談した。彼の英語は流暢なのでコミュニケーションに問題はないが、ドイツ語は話せない。彼曰く、自国に良い研修病院がないのでここAKHに1年滞在したいのだが、それはビザ次第という。やはりEU圏外から来る場合はビザが難関らしい。

若手心臓外科医のポジション獲得が困難であるのは、万国共通なのだろうか。

午後、明日の手術予定を確認しに行くと、最近ドイツから研修に来ている若手心臓外科医が手術予定表を前に教授秘書と親しく雑談している。ドイツ語ができるとこの辺が違う。ボーとしていると自分の手術分まで取られてしまう気がする。言葉が分からないための妄想かもしれないが。。。

若手外人も多くなる。その中で留学を成功させるには、安定した技術を認めてもらうしかない。

幸い若手教授の3人から好意的に声をかけてもらっている。ちょっとした会話なら何とかなるが、2人きりでのレストランでの会話には、語学力が。。。
文意がつかめないと答えようもない。ニコニコしていても会話にならないから、とことん聞き返すしかない。
心優しいM.E.はこちらの語学力に会わせて、幼児並みの易しい英語で話しくれる。専門的な内容ではあるが。。。

手術室以外でも、当たって砕けろーって感じだ。

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