ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

5年ぶりにウィーンへ (EACTSに参加)

2013年10月27日 | ウィーン
留学から帰国して早5年です。
今年のヨーロッパ心臓胸部外科学会がウィーンで開催されるのを機に久しぶりの訪問になりました。



ウィーン行きの機内から、片言しか話せないのに何故かドイツ語になっていました。




最終日はウィーン医科大学の朝カンファレンスにも出席しました。この日の手術予定は4件程度。まだ日本には導入されていないsuture-less AVRもあり少し見学しようかと思っていると、別の手術が大変だから手伝って欲しいということになってしまいました。


そんなわけで想定外に指導教授と5年ぶりの手術です。

症例は開存しているバイパスグラフトがあるredoです。AVR+MVR+TAPをしました。LITA-LADクラフトは剥離せず、逆行性心筋保護を持続的に投与しながらの手術にしました。
難しい症例でしたが幸い無事に終了しました。


懐かしい教授陣にも再会できましたし、ウィーンで日本の他施設の先生方とも交流を深められたことが嬉しいです。
ヨーロッパの古都の居心地に慣れると、また訪問したくなります。


コメント
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