ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

裏山が樹氷に: マイナス5度の世界

2007年12月25日 | ウィーン
12月下旬、雪が降ったわけではないのに裏山の木々が白く色づいていることに気づいた。


(路地の木々は青々としているが、山頂付近は白い)

息子を連れて散策に行ってみる。
平地の木々に変化は無いが、バスで1分、数十m斜面を上がり出すと木々が白くなっていた。さらに高度を上げると全ての木々が真っ白になっていた。


いつも散歩している山頂ホテル前の野原も幻想的な風景に変身していた。

(無風のためそれほど寒くはなく、犬を散歩に連れてきている人も多い)

興奮しながら近づいてみると氷の結晶が層状に付着していた。いわゆる樹氷だったのだ。


昨年は暖冬のため、この現状は見られなかった。樹氷は、濃霧が強風により樹木に衝突し、その衝撃で水滴が瞬時に凍結・付着した氷層だ。気温-5℃以下の環境で生じる現象とされる。


自宅近くで樹氷を観察できるのも今年が最後かもしれない。
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