ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

動物園

2007年09月05日 | ウィーン
もう何回動物園に通ったかは分からない。

自宅から地下鉄とトラムを乗り継いでおよそ30分の道のり。
駅からシェーンブルン内を横切り、植物園を左手に見ながら、動物園入り口までが意外と距離がある。以前はベビーカーで通ったが、今は息子を励ましながらなんとか入り口まで歩かせる。


(不思議な建物の植物園)


夏は切符売り場で行列が出来ていることも多い。年間パスの我々は待たずに通過できる。

何回も来るとさすがに飽きてくるが、緑の木々が美しく、家や近所の小さい公園にいるよりは遙かに気持ちがいい。歩き疲れた後に木陰でビールでも飲めば最高だ。


(園内)


世界でも古い動物園の一つらしく、園内のレストランにも情緒を感じる。内装も綺麗だ。「地球の歩き方」(ダイヤモンド社)によると1752年には動物園が出来ていたそうだ。




動物園は前回の迷路と同様、シェーンブルン内の一角に過ぎないがかなり広い。園内を走るバスもある。



園内には森もあり多種類の鳥が放し飼いにされている。案内板でどんな鳥がいるのか説明されている。それがなければ動物園というよりは、自然そのままか。



彼は入り口のコアラ、パンダからカバ、ライオン、ペンギン、象、…、園内の公園、水族館とほぼ全ての場所を覚えてしまった。家で動物図鑑にはまっていた彼は、アシカやキリンを間近にみて大興奮したものだが、最近は彼も飽きてきたのか。それでも園内の公園は大好きのようだ。



怖がっていた滑り台も一人で降りるようになった。

そろそろ年パスの期限となる。既に飽きるほど通ったが、また買うのだろうか?
歴史的建造物やオペラではなく動物園だが、個人的には何故かここもウィーンらしい場所だと感じてしまう。

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