カモシカ君

 

 

昨日、田舎で台所仕事をしていて

窓を通して、前方の砂利置き場に

何やらむっくりとしたものがいるのに気が付いた。

微動だにしないので、以前から何かそこにあったのかしら・・と

こちらも瞬きをしないで見ていると・・それは

カモシカ君のふわふわとしたお尻で、ふいに

クルリと向きをかえてこちらを見た。

目が合ったからといって、恐れて逃げ出すなんてことはなく

白昼堂々としたものだった。

ちゃんと食べているのかな?　少し瘦せているようだった。

 

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