フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

都会の夜

2016-10-03 | 日記








都会の夜は刺激的だ。
普段平地に住んでいるので、
高層ビルから下を覗くような視点がなくて
ついいつまでも窓に張り付いてしまう。
下の駐車場に出入りする人の姿や
ビルの一角に住んでいる人の姿を
垣間見ると、ここでの生活はどうなんだろうと
思ってしまう。
mも書いているように、交流会とセミナーで
二回江成常夫氏のお話を聞いたが、
写真に携わる者の使命や生き方にまで話が及んだ。
漫然と写真を撮るのではなく、その写真を通じて
何を表現し、訴えていくのか、その視点を欠かしては
ならないと語気を強めて、力説された。
今の政治や社会の動向、
自然や環境破壊の実情、人間の物質文明への驕りと無知、
それらに対する懸念と憤りが
氏の写真活動の原点になっていることがよく理解できた。
同時にそれは、では君たちは何を見、何を表現するのかという
問いかけでもあった。
重い課題を頂いたが、勇気ももらえた二日間だった。
                          Y
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホテルの一角 | トップ | 路地歩き »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
江成先生 (t.a)
2016-10-04 09:00:44
江成先生の魂のこもったお話を聞きながら自分の姿勢を考えていました。私はアマチュアですから先生のように度真剣に取り組んではいなくて、やはり楽しく撮りたいと思っています。でもその中で「何を表現したいのか」は大切です。あれ以来自問自答の日々です。「いい加減な気持ちで対峙するな」そう叱咤激励されているようで気が引き締まりました。みなさん私の写真展で何を感じてもらえるでしょうか。でも凄い方です。
返信する
ニコンゼミナール (Y)
2016-10-04 14:28:24
先日は久しぶりにお会いでき、話ができて嬉しかったですね。またいろんな方とお会いできて、刺激を受けました。江成先生の話は前日も聞いたのですが、写真に対し、人生に対し信念をもって向き合って見えることに感銘を受けました。やはり写真を「力」にすることの必要性を感じました。t.aさんの写真展、何よりも楽しみです。もう少しですね。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事