フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

囲いの中

2013-05-12 | 日記


獣害対策の厳重な囲いの中に
彼女はいた。
がっくりとうなだれ、
倒れんばかりに傾いた身体。
投げ出された手と脚の
官能的な白さ・・・
それにしても、猪たちに見せるために
ここまでするだろうか?
彼らには到底この美はわからないだろうに・・・

あちこちで案山子を見てきたが、
何でこんなに魅力的な案山子が
多いのかと考えて、
農業という仕事が
まさにクリエイティブだからだと
納得できた!
        Y
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4 コメント

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色気 ()
2013-05-12 23:14:08
こんな色気のある案山子を見たことがありません。この足にびっくりして獣たちも立ち去るのでは、と本当に思ってしまいます。こんな遊び心を持った方に会ってみたい気がしますが、意外にもご本人は大真面目でこれを立てたかもしれませんが…。
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芸術 (t.a)
2013-05-13 08:58:46
凄い色気ですね。傾いた体、投げ出した白い足、これは芸術です、鹿や猪にはもったいない。この場所でないとこの案山子は生きてこない気がします。あー撮りたい。
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案山子 (e.i.)
2013-05-13 09:53:36
なんとまあ魅力的な案山子でしょう。案山子だけで作品展ができますね。
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囲いの中 (Y)
2013-05-13 22:28:36
急な雨と風で衣服が張り付いているので、より艶かしさが出たようです。本当に厳重な囲いで何処にも侵入できそうなところがなく、正面から撮るのは諦めて車を動かしたのですが、途中一箇所だけ開いているところを見つけてこの画像と向き合うことが出来ました。辺りには民家も無い山中の畑です。
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