丁度一か月前、
美濃加茂市の蜂屋の辺りを
巡ってみた。前から、
この地域だけで作られている
堂上蜂屋柿と呼ばれる、
特別な干し柿を見てみたいと思っていたのだ。
数軒の民家の庭先で見ることができた。
柿は日を浴びて輝いていた。
何から何まで普通の干し柿とは
全く違う。
大きさ、色つや、形、本当に
見事だった。
作業している人に声をかけると
まだ干していない柿を見せてくれた。
収穫してから一週間程度は、こうして
並べて熟成させるのだそうだ。
その後皮をむき、暗いところで数日干し、
その後天日に当てて丁寧に干す。
干すのにも専用の台が使われている。
軒先で並べて干すのとはわけが違う。
こうして収穫から干しあがるまで、約一か月半。
完成品は一個が何と千円から二千円!
今頃は贈答用としてほんの一握りの人の手に
渡っているだろう。
到底我々の口には入らない幻の干し柿なのだ。
Y
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