フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

加太の路地

2014-06-11 | 日記








淡島神社の前から集落の中に延びる路地。
更にその路地から櫛の目のように奥につながる
狭い通り。
どこの漁村にも見られるような日常がここにも
あった。取り立てたものは何もないが、
人の営みとともにたどってきた町の時間が
感じられた。
一方、淡島神社は思っていたより小さかったが、
皆さんが書いているように、どこの神社にもない
異様さがあった。各地から流れてきた(もちろん
人が様々な理由で置けなくなったものをここに
運んできたのだが)人形や置物が、
こんな風に集積し、並べられていると
人の情念がそこに乗り移ったまま、
雨風にさらされているようで、ちょっと
息苦しくなった。
この神社と、この漁村との関係、
なぜこんなところにこんな特別な神社が
存在するのか、それを今になって知りたくなった。
                 Y
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 淡島神社界隈 | トップ | 友ヶ島 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
加太 (t.a)
2014-06-16 08:25:32
どこの漁村を歩いても似たような風景があります。寂れたかんじが漂うのは日本の漁業の今を見るようで切なくなります。ただここはYさんのいうように、あの異様な淡島神社との関係を探ってしまいます。やはり何かが違います。あの神社はなんなんでしょう。あれほどの衝撃を感じた神社は初めてです。
返信する
漁村 (Y)
2014-06-16 18:24:26
あの淡島神社を出て、どこにでもある鄙びた路地を巡って、そこに暮らしている人々の生活の一端を垣間見て、また淡島神社まで戻って、ようやくこの神社とこの漁港との関係について考えてみたのですが・・・ちょっと遅すぎました。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事