フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

果無集落 2

2014-09-02 | 日記






果無集落、この地名に魅かれて
十津川村の南端、もう少しで和歌山県に
いたるという地まで出かけたのだ。
山の稜線に小さな集落があり、
そこを熊野古道が通っている。
険しい山道が麓からこの集落まで
登ってきて、集落の先でまた
山の中に消えている。
こんなところにも人が住んでいることに
驚くが、こんなところに昔からの道が
あることにも驚いた。
この道は𠮷野と熊野に通じているのだ。
𠮷野からここまで、車で走っても
かなりの距離だ。
修行の道、信仰の道とは言うが、
こんな山また山の険しい地形に道をつけ、
そこを決死の覚悟で歩いていた先人たちの
思いは、軟弱な現代人の我々には
到底わからない・・・
               Y
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果無集落

2014-09-02 | 日記






果無(はてなし)集落というのだそうです。
世界遺産の熊野古道が、
個人の家先、玄関前を
通過しているところです。
人々は古くからこの道を通って
山また山を越え、那智大社を巡り
果てしなく続く道を
遠く伊勢神宮まで参詣したとのことです。
途方もない道のりを歩くという行為に
一種の無我の境地を見つけ・・
自分の心の奥底を覗き・・
行けども行けどもきりのない
過労のような行為の果てに
集落が現れる・・それは、
一つの救いのようだろうと
想像しました。
蝶々が遊んでいました。
          m


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