4月28日(土) 晴れ 初夏を通り過ぎる暖かさ 桜も満開
我が家のシクラメン今年も桜と一緒に満開を迎えた。残念なのは五つの鉢のうち一つだけ寒さに負けたのか、昨年の夏の過ごし方が悪かったのか元気がない。東の出窓に置いた鉢植えは朝陽を受けて活きいきとしている。この中の小さな鉢のピンクの花を咲かせる株は地植えでも花が咲くと云うが、既に5年以上も家の中で過ごしているので、今更戸外の厳しい環境には対応できないのではと、この先も家の中で過ごすことになりそうだ。
今、満開になっている“プリンセス雅”には朝陽が昇前からヒヨドリが通い詰めている。首をひねり身体を捩って花の蜜を吸う。
1羽が飛び立つと近くで待機しているヒヨドリが直ぐに来る。どうやら3羽が一グループとなっているようだ。彼らの首や身体のひねり方を見ていると右でも左でも上手に拈る。首だけで無く腹も頭も、身体全体を丸めるようにして嘴を上手につっこんで密をすっている。
身体を拈ったり丸めたりするだけでなく、細く長く伸ばすこともする。一直線に伸びる身体を見ると彼らの飛び方が直線的に飛べる構造が解るような気がする。普段は波を打つように上下にうねるように飛んでいるが、時々目にもとまらぬ勢いで横切るときがある。そういうときは玄関先の万両の赤い実は食べ尽くされている。
何時もの年は、雅が咲き終わる頃にヤマザクラが咲き出すが、今年は僅かな差でヤマザクラも花を開き始めた。この樹が満開になる頃は葉も大きくなり、白い花はそれほど目立たなくなる。しかし、俺はどちらかと云えば、ヤマザクラの方が好きだ。ヤマザクラが好きと云うよりも、染井吉野を好まない。辺り一面にピンクに埋め尽くしてしまう染井吉野、如何にも人の手によることが見えてしまうのだ。
午後は地区の仕事ととして、集落の各戸を廻り1期分の集金に歩いた。年間の費用は18,500円、都会での町内会費と比較はできないが、内訳は消防費が3,500円、事業費3,000、協議費12,000円 となっている。各家を廻りながら、できるだけいろいろな話をするようにしている。(超)高齢者は50年前のことを昨日のことのように話をしてくれるのはよいが、途切れずに話がつづくと玄関をでるタイミングが掴めなくなる。夕方になるまでに一軒を残して全ての集金が出来たことはありがたい。
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