田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

焚き火という 人の原点のような心地

2010年12月07日 | 日記

12月7日(火)   曇り   寒い   冷たい風  夕方には氷雨

朝からのどんよりした厚い雲に覆われた一日、気温は昼になっても上がっていないように感じる。

余りにも寒いので昼飯は車の中で済ませた。いつもなら燦々と降り注ぐ太陽の温かさの中で至福の時を過ごせるのだが、うどんの入ったドンブリを持って焚き火の傍に座り込んだ。座るときは煙の流れる反対側に陣取ったが、直ぐに煙が俺に向かって来る。木株を足で転がしながら煙をよけて移動する。ドコに移動しても同じように俺が煙に追われ、たまらずにプラターズの歌を口ずさみながら、トラックの中へ逃げ込んだ。

焚き火をするのも久しぶり、外気は寒暖計では3度を指していた。朝からマキ割をしても身体は暖まらない。太い木を切った後の短い丸太が残されたままなので、これを割ってストーブの燃料にする。短いマキは家に運び込むのが大変だと云われる。確かに、普通の長さの3分の1位だと一本の3倍はかかるのは理解が出来る。さりとて、これを放置したままでは大量のマキが朽ちていってはもったいない。 

割っていくと中には菌に冒されてグズグズになったもの、虫(クガタ)が木の中に卵を産み、その幼虫が穴を広げていくなど、そのような病菌にやられた木はマキにはできない。

作業はだいぶ進んだが、最後に残るのは一昨年の12月に運び込んだリンゴの木だ。軽トラ3倍分くらいだろうか、すっかり乾燥しているので直ぐにマキとして使える。これを今月中にマキにしなくてはならない。

午後3時を過ぎると雨がぽつぽつ落ちだした。割った薪が雨に当たらないように下屋に運び込むのだが、短いマキは積むことが出来ないのが難儀だ。大きな段ボールにでも入れておくしかないだのだが ・ ・ ・ 

4時半には暗くなり最後の仕事は、焚き火に水を掛けて消すことになる。しっかりと水を掛けないと直ぐに乾いて風が吹けば再び赤くなって燃え出す。満杯に水を入れたバケツ持ち上げるとコシや腕。体中がキシム。 

        

全ての作業を終えたときはすっかり暗くなっていた。雨も相変わらずに少しだが降っているが明日の朝は雪を見ることになるのだろう。

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