9月16日(金) 晴れ 涼しさが戻る 中秋の一日
毎日が微妙な変化を伴いながらもすぎていく。過ぎていくと云うよりも俺をカスメながら通りすぎると云うのが正しそうだ。
朝陽の昇る頃、山裾の集落には直接の光線が届く前に、浅間の山々を照らし出す瞬が俺的な切り替えができる。日中はだらしなく電線をたるませて見せる電信柱もこのときばかりは、万物を背負った十字架に見えるのが不思議だ。
太陽が照り出すと持ち出すのが、太陽光発電パネルと発電した電気を溜め込むバッテリー。微弱電ながら 塵も溜めれば山 ・ ・ ・ の例えではないが、この溜め込んだ電気で何ができるかを実験している。
太陽光をセットしたあとはお任せだが、誰が見張っていてくれるかと云うと光に集まる虫たちがいる。その虫たちを求めてカエルが近くにいているのを知った。かれは既に緑から茶色に変化して冬眠の体勢を整えたようだ。下の方にはまだ緑を残した者もいる。
録音テープと云うと死語のような時代だが、しかもDATと云う方式は一時的に世に出たもので直ぐにUSBやハードディスクに代わってしまった。しかし、3ボルトの少ない負荷を掛けながらバッテリー持久力を確認するには都合がよい。久しぶりに聞く、シトコベツキーのバッハは秋の空に心地よく聞こえた。
午後は佐久市へ出向いたり、夜は環境フェアの会議が会場となる権現山室内運動場へ出かけた。
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