田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

寒さが著しく冷え込む夜

2012年02月18日 | 日記

2月18日(土) 雪    陽はでるが冷たい風 夜には厳しく冷える

午後、公民館で開かれた歴史研究会から戻るとやけに空気が冷たい。更に、夕方から夜に向けて部屋の中が寒くなり、ストーブは薪が赤くなり空気とのバランスも最高の状況。煙突に付けた温度計を見ると230℃近辺を指しているが寒い。風邪気味だった俺の躰がそう感じさせるのか、それとも外気温度が下がっているのか。テレビでは明日の朝の気温が下がると低温注意報を流していた。Algoはまだ寝る時間でもないのにSalaのベッドに潜り込みながらキッチンの音に敏感に反応していた。

この所、毎朝のように雪が舞い道には数センチの雪が積もっていた。雪が止んだ頃宅配便で頼んでおいた本が届く。この本は以前にも欲しいと思っていたが、エコクラブの機関誌に投稿された記事に記述があったので、欲しくなりAmazonで検索すると古本で手数料込みで1000円だった。届いたのは京都からのメール便、雪の多い季節では濡れることを想定してか、丁寧ビニール袋に入れてあっり、しかも二重になっていたのが嬉しい。

 

ページを開くと普段俺が花を見ている目線と同じ、しかも写真が美しい。特に中ほどの見開きのページにはヤブカラシが様々な角度で写されている。ヤブカラシは東京で当たり前に見ていた蔓状の草だが、信州では見ない。寒さに弱いのか、それとも葛に負けて退化してしまったのだろうか?

今回送られて来たのは正しい古本と言うか、汚れや日焼けはないが、あるのはアノ古本屋の匂い』だ。その昔古道具屋で明治期の革のトランクが燻り臭いので聞いたところ、防虫防腐効果を高めるために燻蒸したものと言われた。今の本も、燻り臭いのがなんとも古本屋の香だ。しかも、送料込みで1000円と新本の3割以下で買えた。

夜には昼前は温かかったことが信じられないくら冷え込んできた。朝飯を終えたあと、生ゴミの堆肥化段ボールの被いを取ると内蓋にしている新聞紙がパリパリに乾いて手には温かさを感じるほどだった。今、外の温度は-15℃くらいになっているだろうが、二重にした段ボールの中では微生物が元気に生ゴミを分解してくれているだろう。

午後の歴史研究会は案内状のハガキに一月の新年会と合わせて載せたのがいけなかったのか、出席者が少ない。他の会も同じ高齢者集団だが、この会は“歴史”を冠しているだけに致し方ないないことだろう。今日の学習内容も「立科町・町誌を読む」と言うことで、会員自らの歴史の1ページを紐解くような展開になった。正月の行事でも大晦日から立春まで、毎週のように行事があったようだ。それでも町全体としては新生活運動「生活改善」で変化しているが、個人のお宅では代々続いている。子どもの頃はイヤだと思った仕草も、いま、何気なく自分に身についているるそうだ。フリートーキングながら貴重な話しとして記録をいておきたい。

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