時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

ターミネーター4

2009-06-17 | 映画
時は2018年
核戦争で荒廃した世界は
スカイネットに支配されていた

生き残った人々は抵抗軍を組織し
司令部は
海中の潜水艦に身を隠し
各部隊に無線で指示を送り
機械との最後の戦いに備えていた



しかし
スカイネットが次々と開発する
様々なタイプのターミネーターの攻撃で
人類滅亡の日は刻一刻と迫っていた

ジョン・コナーの活躍で
司令部は機械を制御する秘密シグナルを入手する
そのシグナルでスカイネットの機能を停止させ
総攻撃をかければ
戦争は終わる



総攻撃は4日以内
なぜなら
スカイネットは
4日後までに
リストの重要人物を全員抹殺するつもりなのだ

リストの2番目は
‘人類の救世主’と預言されたジョン・コナー

そして1番目は
カイル・リース



カイル・リース
それは
ジョンの父親となる男

今はまだ10代の少年だが
数年後に
ジョンの母親を守るために過去へと送り込まれ
二人は恋におちる


カイルが殺されれば
ジョンはこの世から消え
スカイネットが戦争に勝つ
ジョンは
任務の遂行と共にカイルの捜索に力を注ぐ



カイルは
ターミネーターの出現をいち早くキャッチする
不思議な力を持つ少女・スターと共に
機械と戦っていた

そこへ
カイルの前に見知らぬ男が現れる
マーカス・ライトと名乗るその男は
審判の日のことも
今が何年かさえも
記憶になかった



長い戦いで愛する者を失ったが
まだ仲間はいる
生き延びろ
君たちは
みんな未来にとって重要な存在なんだ



ラジオから人々に呼びかける
ジョンのメッセージに感銘を受け
彼に会うために旅立つカイル

しかし
カイルとスターは
飛行型ターミネーターのトランスポートに捕まり
マーカスの反撃も虚しく
スカイネットの中枢部へと拉致されてしまう



救援に現れた抵抗軍のブレアに導かれ
マーカスは
ジョンのいる抵抗軍基地へと向かう

そこで
地雷を踏んで負傷したマーカスを手当てしたジョンの妻ケイトは
驚きに息をのむ
マーカスは
脳と心臓だけが人間の
機械とのハイブリッドだったのだ
一番驚いたのは
マーカス自身だった



2003年
死刑囚だった彼は
医学の研究のために
献体することを約束していたのだった

誰が何のために自分を甦らせたのか?
ジョンは
直ちにマーカスを拘束
彼からカイルがスカイネットに
捕らわれていることを知る

機械を制御するシグナルの効き目を確かめたジョンは
司令官から明日の総攻撃を命じられていた
捕虜の救出願いは却下され
このままでは
カイルを見殺すことになってしまう



司令部は
マシーンのように冷徹に戦えという
我々は人間だ
マシーンと同じなら勝利に何の意味がある!



戦士たちに
攻撃命令に従わないでくれと
ラジオで呼びかけるジョン

基地から逃げるマーカスは
追いかけるジョンに
スカイネット中枢部への侵入を手引きすると約束する



自分を人間だと信じる
マーカスの怒りと悲しみに満ちた‘目’を見て
ジョンはマーカスの脱出を見逃す

マーカスは過去を知るために
ジョンは未来を取り戻すために
スカイネットへと向かう



ターミネーター3のラスト
あの‘審判の日’は
期待を裏切る意味で衝撃的でした

そして
いよいよ展開は未来へ
‘審判の日’のその後が
いよいよ語られます

前作で
しょ~もない
軟弱男になっていたジョン・コナーが一新!
ですが
己が
本当に人類の救世主となるのか
悩み迷い
疑心暗鬼になりつつも
カリスマ性を発揮し
頭角を現しつつあります



ジョン・コナーの父となるカイル・リース!
アントン・イェルチンが演じております
この少年
大人になって登場した「ターミネーター」の
マイケル・ビーンに
何処となく雰囲気が似ているんです

自分の置かれた立場を
全く理解していない少年が
5作6作とどう成長していくのか
楽しみです

現段階では
スターという少女と
行動を共にしているのですが
数年後
過去に行っちゃうんですよね?
スターはどうなってしまうのでしょうか
気になりました



そして
今回登場するターミネーターは
2018年の世界に現れます
過去から未来へタイムスリップしているわけです

ですが
このターミネーター
脳と心臓は
死刑となったはずの男マーカス・ライトのままらしい
‘試作品’的なタイプ?
どちらかと言えば
限りなく人間に近い
本人は
完全に自分を人間だと思ってます

スカイネットが
マーカス・ライトを作り上げた意図は
★▽@*&%#!!!

なのに実際のマーカス・ライトの行動は
□●×♪$☆ж!!!



その行動パターンとキャラクターからも
これまでの作品とは違い
メッセージ性のある仕上がりになっていることが判ります

続編ではありますが
方向性が違うと申しますか
新しい作品と言う風に
取れないでもない

ジョン・コナーが
何度も繰り返し聞いている
母親であるサラ・コナーが残した
ボイステープがあるのですが
そこには
未来を予想させるメッセージが残されています
しかし
マーカス・ライトの存在については
一言も語られていません!

母も父も知らない
予測不可能は新しい運命が出現!?


         

ジョン・コナーの妻ケイト・コナーが
彼の子供を身篭っているのですが
この子供の今後も
おいおい語られるのかな~
カイル・リースも成長して行くし

今後の展開が
楽しみだな~

そうそう
マーカス・ライトを演じたサム・ワーシントンが
クリスチャン・ベイルに全然負けてないです

マーカス・ライトが
ジョン・コナーを助けるため取った行動は
T2で
シュワちゃん演ずるターミネーターが
生命の源であるチップを消滅させた行動を彷彿させます

なんか
どっちが主役?
ってくらいマーカス・ライトが良いです

σ(^^;) 的には
お薦めです


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