時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

オペラ・ガルニエ

2007-05-29 | 仏蘭西探訪(20区内)

                           オペラ座正面

フランスの首都パリの中心に鎮座するのが
オペラ座(l'Opéra)または
ガルニエ宮(Palais Garnier)と呼ばれる劇場

こちら・・・
内部の見学が出来るんですって
知りませんでした私

入場料:25歳以下・学生・低所得者は4ユーロだったかな


                          オペラ座の屋根


               地下1階の階段脇にあるブロンズ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば
ナポレオン3世の第2帝政を称える記念碑的建造物として
1861年に起工され1875年に完成
設計は当時まだ無名だったシャルル・ガルニエによるものだそうです

外観および内装は
まぁ沢山の彫刻を飾って華やかでございます


                           正面奥が劇場


          フロア上の天窓           正面のブロンズ像


                        フロア天井の絵画
建材には
当時、最新の素材とされていた鉄を使用
これによって従来不可能とされていた
巨大な空間を確保することに成功したそうです

2167の座席が5階に配分されていて
観客収容規模でも当時最大の劇場だったらしい


                            劇場の天井

劇場の天井画は
1964年以降
マルク・シャガールによるものが飾られてるらしいが
これか


               舞台向かって左3・4階ボックス席
ボックス席というのも
奥行きが意外とあってですね…
再前列以外
舞台見れないような気がするんですよ



          舞台向かって左センター席・2階席ボックス

こうしてみると
確かに品格と気品と重厚感があって
正装しなきゃ足を踏み入れられないわ



        舞台向かって左センター・1階から5階席ボックス

しかし・・・
5階席なんて
オペラグラスじゃなくて
高性能の双眼鏡使わないと
舞台の役者さんやダンサーさん達
見れないんじゃないかな



                    センター席及び正面舞台

ミュージカルで有名な『オペラ座の怪人』は
この劇場が舞台のことですよね
見学に行った時も
次回の公演のセットなのか
スタッフさん達が
舞台装置を色々動かしてました


            舞台向かって右1階から5階席ボックス

ん・・・
なんだか威圧感というか
迫力があって
長い歴史の影に姿を消して行った
人の‘念’みたいなモノが
沢山憑いてそうな雰囲気



                       2階ボックス席内部
座り心地も
あまり宜しくなさそうな椅子です



                             2階広間


                                   2階広間

2階の広間も豪華絢爛
舞踏会も出来るわね

200年前・・・
舞台の合間には
‘ベルサイユのバラ’に登場するような
出立ちの貴族達が
きっとこのスペースに集い
優雅に語らっていたんでしょうかね~



Bouche A Oreille

2007-05-28 | 仏蘭西探訪(20区内)


Espace Commines 17 rue Commines Paris 3emeで
6月25日から27日まで開催された
「Bouche A Oreille」に行ってきました



40créateurs が Mode,design,accessaires などを
展示販売する催しです


どうやって着るんだろう的デザインのジャケット


σ(^_^;)にとては
信じがたい配色のブラウス

とは言え全体的に
ジャパニーズを意識した風のモノが多かった気がします
パリでは
食文化だけでなく
Modeにおいても
ジャパニーズの関心度が高いとみた





歩きにくそ~なシューズ


使い勝手の全くわからない穴のあいた陶器の器


汗かいたら
二度と身に付けられないだろうアクセサリー

だけど
バイヤーさんたちが結構見にきてるし
一般のお客さんも
結構お買い物してたんだなぁ~


半分見終わって
2階にあるcaféへ
4種類のパウンドケーキや‘赤’と‘緑’2種類の冷たいスープなどがありました
‘赤のきつね’と‘緑のたぬき’みたい(笑)
オーダーする前に
両方試食させてくれました





私が選んだのが‘赤いスープ’
トマトベースで酸味が効いてました
何故こっちを選んだかってゆーと
こっちの方が冷たかったから・・・
結構、腹持ちが良かった


この後
残りのcréateursを見て周りました

ちょっといいかな~と思って
値段をみると
これが結構なお値段
どれも一点モノってこともあるからか



それにしても
これで
この値段…


贅沢は敵だ
とまでは言わないけれど
‘欲しい~’と
心ときめく程のモノはなく
結局何も購入しませんでした

もともと
柄物とか着ないし
アクセサリーも身に付けるタイプの人間ではないのであります



とは言え
今回
4区マレ地区から3区にかけて何件かのshopを
一緒に歩き回ったたイザベルに
洋服のアドバイスをしてもらいました

せっかく‘華の都パリ’にいて
しかも
これからベストシーズンなんだから
装いもそれなりにしないと損よね



ギュターフ・モロー

2007-05-27 | もろもろアート

     ギュターフ・モロー自画像

9区St.Trinité教会から程近いところに
ギュスターヴ・モロー美術館がある

モローの描く幻想的でかつ
不気味ともいえる世界観が
堪らなく心を揺さぶるのであります



                  螺旋階段から見た3階フロア

流石に作品を描いていたフロアーは広い
螺旋階段からの眺めもなかなかよろし
開放感はあるし
光は差し込むし


でも
こんなに無造作に
数々の作品を展示して大丈夫なの



                         4階フロアの絵画

ちょっとでも
大学で学芸員の勉強した人なら
首をかしげてしまうんじゃないかな~
日差しのかげんで
作品がよく見れなかったり



                         4階フロアの絵画

ここは
彼が青年時代から晩年まで住んだ家でもあるそうな


上野の西洋美術館で「Apparition」を見た以来・・・
「一角獣」は
残念ながら展示されておりませんでした


        右下:APPARITION                      パンテオンにあった作品

パンテオンの作品を見たとき
ふと頭に浮かんだのがAPPARITION(出現)だった

胴体と頭部が切り離された場面の作品は
教会のステンドグラスでも時折見かけるが
宗教的な意味があるのだろうか



                              2階書斎

2階には
パリらしく
超小さい部屋がいくつがあった
4畳半なんてものじゃないくらい小さい部屋
見た目にもかなり窮屈なスペースだった


               居間に飾ってあった東洋的な絵画

居間とは言っても
3畳程度のスペースの居間
ここで果たしてくつろげたのだろうか


題名・・・


          FLEUR MYSTIQUE           VIE DE LHUMAITE


                       LES PRETENDANTS


             3階から4階へと続く螺旋階段

この螺旋階段はお見事
曲線がいい こんな作業場σ(^_^;)も欲しい
とても素敵でした



   アレキサンダー大王の勝利              ゼウスとセレメ


                サロメ

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

2007-05-26 | 映画


見てきた




『ロード・オブ・ザ・リング』以来の俄か
オーランド・ブルームファンとして一言 二言 三言

なんどぇ~

やめてぇ~

ひどぉ~い




ウィル・ターナーとエリザベス・スワンが
第二のデイヴィ・ショーンズとティア・ダルマみたいな関係に
なって終わりだなんて・・・

悲しすぎるぅ~


救われない・・・
私の心は救われない



ハリウッド映画は
ハッピーエンドが定番でしょ




エリザベスがジャンヌダルクみたく
かっこよくなっちゃって
海賊の荒くれ男達を牽引してっちゃうところとか
映像も見ごたえあったけどさ


 

内容書いたら面白くないから
書かないけど
でもでもでもでもぉ~~~




ウィルのパパ
いくら息子を助けたいからって・・・
あの選択は・・・




絶対続編あってもおかしくなさそうな終わり方だったし




ウィルとエリザベスが

にならにぁ~
いかんぜよ

でも
話の方向性が違ってくるか・・・



いや
あれではいかん 
あのままでは絶対にいかん


続編でどうか二人を幸せにしてあげて




デイヴィ・ジョーンズとティア・ダルマのような
悲しい悲しい関係のまましにないで・・・


でもティアさん
なぜ巨人になって蟹さんになっちゃたの


 



「ロード・オブ・ザ・リング」のレゴラス役
「トロイ」のパリス役
そして
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のウィル役
のオーランド・ブルームしか見てないので
これからDVDで他の作品をみるとしよう

イギリスで
舞台にも挑戦するとか?
渡るか海をTGBで・・・


は・・・ダメだ 付けられない

PARCOURS SANIT-GERMAIN-DES-PRES

2007-05-25 | 仏蘭西探訪(20区内)


左岸6区サンジェルマン・デ・プレ教会前広場の中心に
5月24日から6月19日まで

Sweet Art
PARCOURS SANIT-GERMAIN-DES-PRES
と題したイベントが始まった

この界隈のブティックや商店が
毎年決まったテーマに沿って独自の世界を表現するらしい
画像・写真・モニュメントとその表現方法は多種多様


Vincent Olinetの
どでかいケーキモニュメント




メインとなる教会前広場に
どど~んと鎮座しておられます

近くで見るとこんな感じです





もそっと近くで・・・




正直微妙

今年のテーマは‘Sweet Art’
KENZO・Louis Vuittonna・Dior・Monoprix 等々


             高級ブランドの作品(名前忘れました)


                              Monoprix


                               KENZO 

店内では
お洒落に着飾った方々が
シャンペン片手に方っておられる姿が・・・
ジーンズにTシャツ姿の拙者には
無塩 違う
無縁の世界でございました


これが
現代アートなんですねぇ~
友人と二人
色々見てまいりましたが
言葉少なに散歩していた次第です



雨宮塔子さんのご主人である
パティシエの青木定治さんのケーキです

パリカトの向かい側に彼のshopがあります
‘和’テイストのある作品が多かったです
パリジェンヌだけでなく
パリのムッシュ達にも好評みたいで
結構お客さん入ってました


ジャパニーズ・フード

2007-05-24 | 仏蘭西探訪(20区内)

                      ‘おぐら’のちらし定食 

こちらは
1区オペラ座近く
20 rue de la Michodiereにある
‘おぐら’というお寿司屋さんのランチメニュー‘ちらし定食’


パリ在住の方から教えて頂きました
にぎり寿司用の器に入った‘ちらし’
これを見た瞬間
日本で食べた‘ちらし寿司’の容貌が
思い出せなくなった


パリだけじゃないらしいけど
なんちゃって‘ジャニーズ・フード’が
世界中に氾濫しているって感じですよね


食する人が
‘なんちゃて’料理だって
一応頭の片隅にでも思って食べてくれてると
いいんだけどなぁ~

私としては思うのであります

  

汝の運命の星は汝の胸中にあり 

2007-05-23 | 徒然


人は
何があろうと
とりあえず
前に進む

どんなかたちにせよ
どんな内容にせよ

同じところに
留まっていることはできない

時流は
決して留まってくれないから

どんなに
気持ちが萎えていても
ダメージを受けていたとしても

時流は
人を置いてきぼりにしない

停滞していても
低迷していても

時流は
まんま 丸ごと 人を乗せ

無言のまま
静に流れていく

そして
時は過ぎる

ゾディアック/ZODIAC 

2007-05-20 | 映画
 

日本映画「忍」を見たあと
同じフォールで上映していた「ZODIAC」を見た
2007年度第60回カンヌ映画祭のコンペティション作品だけあって
パリの映画館としては一応長蛇の列

何故見てみようかと思ったか
と言いますと
何処かで
私の持っているDVDで見た気が・・・

映画「ディ・アフター・トゥモロー」で
古気象学者ジャック・ホールの息子サムを演じた
ジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)でございました
Yahooで検索してみたら
ジェイク・ギレンホールって
父上様が映画監督で母上様が脚本家で姉上様が女優という
これまた芸能一家のご子息だったんですね~

 

映画「スパイダーマン」のピーター役トビー・マグワイアと
かなりダブル
と言うか
区別がつかないかもしれない


この映画タイトル「ZODIAC」は
殺人犯が地元新聞社や警察に送りつけた
犯行声明文に書いた「Zodiac(ゾディアック)」という名前(偽名)に
由来しているらしく
ついでに
カリフォルニア州サンフランシスコで
1966年から1978年の間に
実際に起きた連続殺人事件を題材にしているらしい



*あらすじ*
1969年7月5日
夏のサンフランシスコ
「2人殺した」と警察署にかかってきた一通の電話
警察が声に指示された現場に到着して発見したものは
車の中で殺された一人の女性と
重傷を負った男性の姿だった

すでに2人殺している
と語る声の主は
新聞社(サンフランシスコ・クロニクル)に
不可解な暗号と手紙を送りつけてきた

そして
この手紙を新聞に掲載しなければ
さらに10人以上殺す、と

「ゾディアック」と名乗る連続殺人鬼の出現である

サンフランシスコ・クロニクルで
風刺漫画を掲載していたロバート・グレイスミス、リポーター
そしてサンフランシスコ市警の2人の刑事は
この事件に取り憑かれてゆく・・・



この事件にのめり込む男たちって
ジェイク・ギレンホール演じるロバート・グレイスミス
敏腕記者ポール
サンフランシスコ市警の2人の刑事

真相究明の為
私生活もかえりみず
この事件を追いすぎて精神に異常をきたし?
アルコール漬けになって
サンフランシスコ・クロニクルを辞めて
酸素吸入が必要なくらい体を壊していくポール

真相究明よりも家族が大切と
捜査から手を引く刑事

この事件の捜査をすることによって
出世して
現場からデスクワークに異動していく刑事?
彼も
最終的には妻との生活を第一に考えて
事件から手を引く
(そう思ったんだけど・・・)

ジェイク・ギレンホール演じるロバート・グレイスミスは
妻と子供3人に去られる



数年後
ロバート・グレイスミスは
とある町の雑貨屋(ほうきとか大工工具とか色々置いてあった)にやってくる
誰かを探すように店内奥のカウンターに進む

「May I help you?」
と明るくロバート・グレイスミスに話しかけるカウンターの店主

暫し沈黙の時間
カウンターの男の表情が険しくなっていく

困惑した顔のロバート・グレイスミスは
「・・・No・・・」
とだけ呟き
店を後にする



またまた数年後
「ZODIAC」に関する本が出版され
これがベストセラーになる
誰が書いたのかは理解できなかったけど
ストーリーの展開としてはロバート・グレイスミスが書いたのか?


空港の一室に刑事?が現れ
そこに
冒頭でゾディアックに襲わ重傷を負いつつ
生残った生き証人の男性の姿が登場・・・
(事件から20年以上経過してます)

刑事?が数枚の顔写真をバックから取り出し
生き証人の男性の前に置く
それを見つめる男性の顔つきが変り
ひとりの男を指差す

それは
かつて3人の刑事が犯人とめぼしをつけ
事情聴取した男であり
(重要参考人として筆跡鑑定とか受けた結果‘シロ’と判断されちゃったはず)
ロバート・グレイスミスが訪れた店の店主だった・・・



最後に
この事件を担当した人物と
犯人と思われる男のその後がテロップ?で
つらつら書いてあったけど
・・・理解できなかった


ただ
ロバート・グレイスミスは
妻とよりを戻し幸せに暮している
見たいな事が書いてあった気がする

犯人と思われる男は死刑?

内容が難しいので
言語力の乏しい小生には
正直言ってかなり難解な映画だった

日本語字幕で見ないとわからない


「GOODBYE BAFANA」も見に行こうかと思ったけど
こちらも難しそうなので
思案中


コメント (2)

2007-05-19 | 映画


日本では
すでに2005年に公開され
DVDも発売になっていると思われる映画「忍」を見てきました
(このあと、「ZODIAC」も・・・)
この作品がパリで上映されたってことは
オダギリジョーさんの「蟲師」も上映される可能性大かも

ちょっと期待してたりして

相変わらず
フランス映画を見ようとしない私


*あらすじ
天下分け目の関ヶ原の決戦で勝利を収め
江戸に幕府を開いた将軍・徳川家康
長い戦乱を治め、泰平の世作りを始めた家康は
将軍職を嫡子・秀忠へ譲り駿府へ退いた後も政権を握り
天下統一を目指して争いの芽を摘み続けていた

そして誰もが平和を感じはじめた1614年
人里離れた二つの里に、家康の影が迫り寄る

伊賀・鍔隠(つばがく)れと甲賀・卍谷(まんじだに)
400年の昔より
人智を超えた不思議な術を持つ忍者を作り出してきた二つの里
もともと犬猿の仲であった伊賀と甲賀は
初代・服部半蔵との約定により
術を交わすことを禁じられていた
両里は接触を避け
長きに渡り平穏が続いていたが
家康のブレーン南光坊天海の策略が余りにも皮肉な形で二つの忍を引き合わせる



伊賀・鍔隠れの党首・お幻の孫である朧
甲賀・卍谷の党首・弾正の跡継ぎ・弦之介

互いの身分を知ることなく出会い
運命的な恋に落ちる

宿命とも言うべき悲劇が二人を引き裂こうとしていた

天下人・家康からの指令
伊賀と甲賀、それぞれ兵(つわもの)5を選び
5対5の戦いをすべし
勝ち残った一人の忍が駿府に登城せよ

伊賀者が勝者となったなら竹千代を次期将軍に
甲賀者が勝者となったなら▲◎□×(忘れた)を次期将軍にすると・・・



<伊賀者>
朧 
蓑念鬼(みのねんき)
夜叉丸
蛍火
薬師寺天膳(やくしじてんぜん)

<甲賀者>
弦之介
室賀豹馬(むろがひょうま)
筑摩小四郎(ちくまこしろう)
如月左衛門(きさらぎさえもん)
陽炎(かげろう)

この指令の真意を疑うは弦之介のみ

伊賀vs甲賀の戦いが始まる争忍の禁は解かれ
計10名の精鋭たちの壮絶な戦いが始まった

南光坊天海の真の策略とは
超人的な秘術を駆使した戦いが繰り広げられる中
敵同士となって再会する朧と弦之介
二人の愛の行方は
そして双方の忍達の未来は



原作 山田風太郎「伊賀忍法帖」
1982年に、真田広之主演で映画化されております
真田氏ファンの私は、当然拝見させて頂いております
「忍」は、「伊賀忍法帖」を原作にはしておりますが
かなり・・・
はっきり申しまして
原作とはかけ離れた感じです

山田風太郎氏の作品も
一応読破している小生には
かなり・・・いえ
相当ギャップがございました


けど・・・

これはこれで面白かった



所詮
夢の中でしか共に生きることの出来ぬ我ら
そう呟く朧に

朧・・・諦めるな
共に現世で生きることを

泰平の世ならばこそ
無用な戦いは避け双方が生きる道を模索しようとする弦之介

最後の戦い
朧VS弦之介

弦之介に対し唯一の秘技が使えない
「来い!」
弦之介の叫びに、短剣のみで弦之介に切りかかる朧

朧の刃をかわすことなく
無常にも朧の短剣の切っ先は
愛する弦之介の胸に突き刺さる

残された伊賀と甲賀の民の未来を託し死する男
残された伊賀と甲賀の生きる道を切り開かんと駿府城へ登城する女

男は死して女への愛を貫き
女は生きて愛を貫く



なんだか
この展開って映画「あずみ」の‘なち’と‘あずみ’っぽい・・・

朧役の仲間由紀恵さん美しゅうございました
弦之介役のオダギリジョーさん悩める若き党首・・・かっこよかったっす

南光坊天海の真の策略も見抜き
伊賀・甲賀の未来をも予測し
自らの死に場所を求める冷徹な
策士 薬師寺天膳が語る
この世の無常も深かった

双方の兵たちの戦いや
朧と弦之介の絡むシーンがもう少し欲しかったかな




あらすじは
CINEMA topicsonline
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3896
を参考にしてます

Mr.ビーンのホリデイ

2007-05-18 | 映画


Mr.BEAN'S HOLIDAY 見てまいりました
カンヌ旅行券をゲットしたMr.BEANが
カンヌに行くまでの話しです

カンヌに滞在して HOLIDAY を楽しむのではありません

カンヌにたどり着けるか否か
過程のお話・・・



ジャンルで言うとコメディーですよね
コメディー映画って初めてかもしれない
そのくらい
見ない

破天荒なまでの行動
我が道を行くMr.BEANの行動パターンは
笑いを誘うが
確かに誘うが・・・


  

Gare de Lyonのレストランで
フランス語が読めない・書けない・喋れない
三拍子揃ったMr.BEANが
テキトーにオーダーして出てきた
生牡蠣・ロブスターの盛り合わせを目の前にして

グロテスクな生牡蠣は一つ呑み込んだものの
それ以外は食べたふりして
隣の席に座っている女性の(ふたが開いてて床に置いてある)バックに
捨てちゃうところとか
ロブスターを殻もはさみも
とにかく丸ごと食べるとか・・・



自分で撒いた種で
他人に迷惑かけといて
本人は全然気づかず
平然としているところとか

σ(^^;) にはダメでした

ついでに
映画が始まっても
隣どうして喋る人がうじゃうじゃいるは
ポップコーンを音立てて食べ続けるお客がうじゃうじゃいるは

それもダメでした


でも
フランス語が読めない・書けない・喋れない
三拍子揃てるにもかかわらず
あれだけ行動できる度胸は


本人は自覚していないんでしょうけど・・・