時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

フェイク シティ ある男のルール

2008-07-01 | 映画

                   国が違えばポスターも違う

原題:Street Kings
主演:キアヌ・リーブス フォレスト・ウィテカー

見てまいりました


                      ‘防弾チョッキ’大活躍

ロス市警の警察官トム・ルドロウ(キアヌ・リーブス)は
妻を亡くしたアル中の警官
検挙率は高いけど
その捜査は
かなり強引で強行

日本だったら
絶対問題になりますが
ここはロス…
それに
信頼のおけるボス(フォレスト・ウィテカー)が
何故か
トムをヒーローに見立て
その裏でトムのやり過ぎを警察内で必死にもみ消してくれる


   ドクターらしい彼女がすでに…アル中なのに何故モテル

今回も
韓国人の双子誘拐事件を解決したものの
犯人を全員射殺
問答無用のお裁き


相変わらずの強引な捜査に
トムのかつてのパートナー
ワシントン(テリー・クルーズ)は
猛然と抗議するのだった


          プレイベートでも異様に仲の良いチーム!?

事件解決後
トムは自分が内部調査されます

何故かその後
ワシントンを尾行し始めるトム

リークしたのがワシントンらしいと
ボスや仲間に聞かされて
頭にきて仕返ししようと思ったのか
誘拐事件にヘロインも絡んでいるらしく
一連の事件にワシントンが絡んでいると
思ったのか

とにかく
ワシントンの行動に不振を抱き
尾行を開始します


    制服姿も凛々しいトム                 ボス…もっと言ってやってくださいよ

ところが
そのワシントンが
雑貨店に入るや否や
見るからに怪しげな覆面の二人組みに
襲撃され命を落とします


現場にいたトムは
事件前後の行動などによって
共犯として疑われ
現場から外さちゃうわけです


                      真の正義は一体どっち?

私服警官から一転
制服に身を包み
一般市民の苦情係りとなったトムですが
その部署のボスが
何だかいけ好かないヤツ

それに引き換え
元ボスは
何やかんや気を遣って
現場に復帰出来るよう
またまた
証拠隠滅にとりかかるのです


          派手に撃ちまくるトム…
          このあたりになるとアル中の影は微塵もない

しかし…
何故ゆえ
ここまで俺に肩入れするのだろうボス…
必死になって俺の不利な物的証拠を
盗んでくる同僚…

何か変だ
それに※○×▼@$!???

という事で
トムは
持ち前の鋭い直感力と行動力で
真相に迫って行くのでありますよ


        右側の彼…元々はデスクワークの警官さんです

この映画の
トムの第一声
何だと思います?

「コニチハ」

なんですよ
韓国人の双子誘拐事件を追ってるのに…


        背中に何故か‘日本’の文字が…
        本編とは一切関係ございませんのでありからず

何気なく
トムが他のシーンで着ている
衣装にも
日本語としての漢字が
登場します
その意図とするところは
全くもって不明です


                  昨日の味方は、今日の敵!?

日本では
まだ未公開なので
後半の展開は
触れないでおきます

  
                     トム、君は知りすぎたよ…

この作品は
警察内部の腐敗を描いてます


            俺は、正義を貫くんだ!酒より仕事だ!?


映画を見終わって
タイトル「AU BOUT DE LA NUIT」の
意味するところが
解かりました

アメリカらしい
作品なのかもしれませんが
正義の貫き方が
いささか強引ではあります

警察の武器収納庫から
あんなに沢山
拳銃やライフル持っていったのに
全然使わなかったのかしら?

トムの
その後の進退が
気になるところです



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