時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

ベガスの恋に勝つルール

2008-09-11 | 映画


フィアンセの誕生日に
集まった友人達を証人に
思いっきりフラれたキャリアウーマンのジョイと
世間の厳しさを味ってこいと
突然父親が経営する工場を
解雇されたジャック



同じバーで別々に友人と飲んでいた
全く他人同士なのに
何故か
それぞれラスベガスに憂さを晴らしにやってきた
その上
部屋をダブルブッキング…

フロントにクレームつけて
スイートゲット
ついでにビップ対応の優待券までブンドッて
ゴキゲンな感じに
ハメを外しまくり
その場ののりと勢いで
行くとこまで行って
やることやって
翌朝目が覚めると
なんと
結婚までしちゃってました



酔いも醒め
綺麗さっぱりオサラバのはずが
ジョイのあげた25セントで
ジャックがスロットマシンが大当たり
棚からボタ餅
いえ
天から300万ドルが降って来た



お金を出したのは私!
スロット回したのは僕!
びた一文あんた&君なんかに渡さない

フフフ…
何言ってんの?
あたし達結婚してるのよ…

そう
ジョイの薬指には
しっかり結婚指輪なんかはまってるわけです



大金の所有権を主張する二人は
判断を裁判官に委ねる

でも
ベガスで酔っ払った勢いで結婚したことがバレ
酔った勢いとは言え
はじめに誓った約束を破ってはいけない!

必要以上に
正統な倫理観を公言する裁判官




判決は
6ヶ月間夫婦として生活する事
その間週1回夫婦でカウンセリングを受ける事
それらを守らなければ
貴方達のどちらにも
300万ドルは渡さない
永遠に凍結です!



と言うことで
離婚するわけには行かなくなった二人の
性格もライフスタイルも正反対な二人の
ドタバタ新婚生活が始まるわけです



「旅の恥はかき捨て」って言っても
限度ってもんがあるだろう
それに
10代や20代前半じゃあるまいに…
出会ったばかりの人と
その日のうちにノリで結婚…
‘ありえね~’



でもフィクションだし
ラスベガスが舞台なら‘まっいっか’
超下品なドタバタコメディーになるかと
少々不安な出だしでしたが
無難なエンディングを向かえてます

少しずつ
相手の良さに気づいて
心が近づいていく感じが
妙に純粋ぽくって微笑ましかった

  

相変わらずキュートなキャメロン・ディアスですが
個人的には「ホリデー」の方が好きかな~

ジャックを演じている人と
「守護神」のジェイク・フィッシャーを演じていた人が
同一人物のアシュトン・カッチャーとは…

その上
デミ・ムーアの旦那さんとは…



見終わって
「面白かった~」で終わる映画です
どう見ても
20代後半の男と30代前半の女と思われる
男女が主人公という
設定はキツイ