アカデミー賞 7冠 獲得!
原爆を開発した 米科学者の葛藤
『核兵器の脅威について若者たちに 関心を持って貰えると信じている』と クリストファー・ノーラン監督の思い。
初めて観た映画は 4,5歳のころ「ディズニーの白雪姫」
心に残っている映画は「スターウォーズの一作目」
オッペンハイマー は第二次世界大戦中 原爆開発のマンハッタン計画を指揮するも
戦後「水爆開発」に反対!社会から孤立
オッペンハイマーは 人類初の 核実験を成功させたが 原爆投下は『ラジオで知った。』
初日だったので 多くのテレビ局が 放映前から詰めかけ
原爆の初の投下地である「広島」なので 学生やご高齢の方(被爆体験者)などへのインタビューが・・・
夕方のテレビでは 各局で報道されておりました。
三時間にも及ぶ大作
前半は 米科学者オッペンハイマーが国の指示により「原爆開発」の指揮をとる。
『原爆の父』とあがめられ 20億もの大金をつぎ込み開発
①広島への投下は 威力を示す為
②長崎への投下は 日本を降伏させる為
実験結果の威力に オッペンハイマーは 躊躇の気持ちをのぞかせて・・・
原爆投下で アメリカは国中歓喜に沸く中 オッペンハイマーは 益々考え込む
歓喜の中 政府高官から 祝意を示す呼び出しの中 手放しで喜べない
その姿に 高官は『君は作った者 落した者は我ら』と言い放たれ
原爆開発者の葛藤に 初めて触れて 驚きだった!
厳しい諮問に オッペンハイマーも 妻も どんどん追い込まれ 不信に満ちていく様は 苦しく切ない
視点を変えれば こういうこともあるんだと・・・・
考えさせられる 作品でした。
落とされた広島に住む私 裏側の事情に 目から鱗