中学生の頃、友達の姉ちゃんのレコードをこっそり録音させてもらった一枚がサイモン&ガーハンクル。そのなかでテープがのびるほど聞いたのがこの曲、「Scarborough Fair」です。今考えるとませたガキだったなあとおもうのですが、おセンチな私はこのなんとも悲しげな音楽がたまらなく好きでした。
さて、この曲に久しぶりに触れたのは何年か前に参加したハーブ教室でした。
ハーブはもともと薬として扱われているものが多く、これを扱う女は魔女狩りの対象にされたとか。またハーブを束ねて「タッジーマッジー」という(大切な人の命を守ってくれる)お守りを作り、戦地に向かう父や夫にこれを持たせたという歴史がヨーロッパにあったなど、面白い話がいっぱい。
さて、曲の中で何度も出てくるフレーズ「パセリ セージ ローズマリー アンド タイム」。これはタッジーマッジーの材料となるもの。この曲が歌われた当時、アメリカは戦争に借り出されていった若者がたくさんいた。その若者たちに「無事で帰ってきてね」という思いを込めてこのフレーズを入れたんじゃないかというお話を先生がしてくれました。
何だかおしゃれなのでという安易な気持ちで育て始めたローズマリーが、今や我が家の庭に自生してしまっていて、父から毎度のように文句を言われ、私はといえばたまに料理に使うくらいしか使い道を知らないというなんとも厄介者の扱いを受けていたのですが、一気に私の中で高尚な植物となりました。ちなみに使い道は以前と変わらず分かりませんが…
そんな訳で、昔と比べると少しだけハーブが身近になってきた私です。
さて、「and herb」さんのブログを見ると、ハーブの面白い話がたくさん書かれています(このページにリンクが貼ってありますのでぜひのぞいてみてくださいね)。何日か前のブログにメタボ対策にオリーブのお茶という話が載っていました。
ぷよぷよのお腹を何とかしたい!ついに私も買いました!オリーブのお茶!これで何とか私のメタボも解消されるでしょうか?ハーブの神様!命だけではなく、私のスタイルも救ってください!!