かめのまちづくり

焼津でまちづくりについて勉強しています。私がまちづくりについて調べたこと、考えたこと、みんな読んでね(^^♪

在来作物を訪ねる旅でした!

2013年10月27日 | 日記

今日は、プロジェクトZのイベントに参加。なんとあの『よみがえりのレシピ』出演、在来作物ブームの火付け役でもある山形大学の江頭先生がいらっしゃいました!
 

今回のイベントでは、在来の里芋の食べ比べをしましたが、そこにつる屋発見!の大富里芋を出してもらったご縁で、イベントの前に、稲垣先生、江頭先生を始め、県内の在来作物のエキスパートの先生たちの在来作物ツアーにも同行させていただきました!


 連日テレビなどで取り上げられている農業遺産に登録されたお茶畑、おもしろかったですよ。茶畑の周りにはススキやカヤ、ヨシなどがざわざわと生える茶草場となっていて、刈り取られ、冬になるとお茶の畝の間にまかれます。草が撒かれることでお茶の味がよくなるんだそうですよ。長年の農家の経験が、この農法を編み出したのですね。茶草場には、この地独特の植物や虫なども見られるとのこと。稲垣先生は、「農業のために草や生き物が守られているという場所は、世界的にみても珍しい」のだとおっしゃってました。

加久良の在来茶、飲んできました!本来すごく苦い茶葉なのだそうですが、この辺の製茶技術は進んでいて、苦みの後に甘味が来る、すっきりとした味のおいしいお茶でした。

パッケージの左上部には、葉のマークが3つ並んでいましたが、これは、どれだけ茶草を入れたかという量を表しているそうで、3つのものは最高級(笑)なのだそうです!あそびごころがあっておもしろい!!

大井川葛布の村田さんの工房も面白かった。葛布というのは由緒正しき貴重な布なのだそうで、かの源氏物語にも藤衣(藤というのは葛をさした言葉だそうです)という名で登場します。

草木で染めた葛布は光沢があり美しい仕上がりになるのだそうですが、その昔、染色で使う草木は薬として使われていたものばかりなのだそうです。武家でも重宝されていたこの草木染、なんと着ていると、刀傷ができたときにその傷を癒す役目があったんだとか!!医学が発達していなかった時代、人間はすごいことを考えるんだと、先人の知恵に唸り声をあげてしまいました。

最後はみんなでプロジェクトZの「里芋食べ比べ」イベントに合流。県内の3種類の在来種。

大中寺のお芋は、赤ちゃんの頭くらい!!圧巻です!

それぞれに全く違うねばり、水気、甘味。シンプルに窯焼きにされ、何種類かの塩でいただきます。ほんのり甘くてもっちり感のある大富里芋、本当においしかったですが、大中寺里芋のクリーミーさも捨てがたい!!

イベントでの江藤先生の「在来作物は生きた文化財である」とい言葉、胸に沁みました。

大冨里芋を作っているおばあちゃんは、農家ではなくまったくの素人。出来もあまりよくないとおっしゃってました。でも、母から継いだ種を絶やしてはいけないのだと必死に守っているのだとか。中にはその価値に全く気が付いていない方もいらっしゃいます。その種を継いでいく人がいなければ、その作物は絶えてしまう。その土地独特のおいしい野菜たち、なくなってしまうのは地元にとっても大きな損失だろうと思います。何ができるかわかりませんし、微力ではありますが、少しでも力になれたらと思います。

つる屋イベント開催!11月3日 在来の大冨里芋と大井川生姜が食べられます。お申し込み方法など、詳しくはこちらをご覧ください!

http://blog.goo.ne.jp/kame88337

 

 

 


土鍋でごはん!

2013年10月11日 | 日記
食育サークル「つる屋」のイベントを開きます。

「つる屋」が焼津で在来作物を見つけました!
小浜白うりと大富里芋と大井川生姜!
 
「プロジェクトZ 在来作物を楽しむ会」の創立者で静大教授 稲垣先生と確かめてきましたよ!

今回、このうちの2品、大富里芋と大井川生姜を、土鍋で炊いたごはんで食べようというイベントを開きます。
もっちりとした里芋と、さわやかな香りでピリッと辛い生姜、どんなふうに食べてもらおうかと、
今から悩んでおります(笑)。
ぜひ、ご参加下さい!

      「土鍋でごはん!」

日時  平成25年11月 3日(日)午前9時~正午
場所  焼津公民館 料理室 (焼津市本町5-6-1再開発ビル3階)

参加費  お一人 1,000円 

定員  20人程度(先着順)

持ち物  エプロン・三角巾(バンダナなど)・ふきん2枚・(必要な方は)持ち帰り用容器

申し込み方法  

10月31日(木)締め切り。つる屋代表 清水まで、
お名前、年齢、連絡用電話番号をお書きの上、
FAX、e‐mailにてお申込みください。 

 FAX     054-628-1377 
e‐mail  re-shimi@email.plala.or.jp

お問い合わせも同様。