かめのまちづくり

焼津でまちづくりについて勉強しています。私がまちづくりについて調べたこと、考えたこと、みんな読んでね(^^♪

海辺でお茶会でした!

2017年11月27日 | つる屋

本格的に寒くなる前に、お茶会の第2弾を…
ということで
お天気が心配でしたが快晴に恵まれ、無事本日、流浪のお茶会を開催することができました!

今回は、石津 海岸公園で。
ここ、ものすごく見晴らしがいいんですよね。いつかピクニックをしたくって。
本格的なお茶会まで一緒に開催できるなんて!
これもspecialゲスト 表千家講師鈴木純江様のおかげです。

さて、どんな趣向にしようかと思ったのですが、やはり海辺での開催ということですし、ちょうど開催日が恵比寿講(残念ながらすでに日は過ぎてしまいましたが)の近くということで、恵比寿講の行事食を持って来たらよかろうと思いつきました。

焼津で恵比寿講と言えば、栄町西宮神社。我が家の正に地元です。

ここに恵比寿様がお奉りされているのには、訳があります。
焼津と言えばご存じ海の町ですが、昔、新屋と呼ばれたこの辺りは海の入り組んだ入り江になっており、回船問屋が軒を連ね、大坂へ江戸へと荷物を運んでいたのだそうです。商売の神様として親しまれる恵比寿様は、漁業の神様でもあることから、荒波を渡っての危険な航海の無事を祈り、地元の人たちによりこの神社が建てられました。

この恵比寿様が神無月、他の神様の留守を預かることから、その功をねぎらい行われるのが恵比寿講ですね!
海辺でのお茶会には、ぴったりの趣向です。

恵比寿講の行事食と言えば、お平に赤飯。そして、彩りを飾る口取りですね。


我が家では毎年母が親戚や知り合いに自慢のきんとんを振舞います。
私、このきんとんが大好きで!
出来ればこれをお茶のお菓子にしたいなあと知恵を絞りました。

きんとんには白いんげんのお豆がたくさん入りますが、お茶会のお菓子としては少し地味に感じます。
そこで、餡をみんなで練った中に、色々なお豆を混ぜてみました。これを丸めると

とってもかわいくなります!
この、色々お豆のきんとんに寒天でお化粧して!

今回のお菓子『さざれ石』の完成です!

さあ、お弁当も仕上げてしまいましょう!

今日のお品書きは、

味付け玉子
ローストビーフ
松風
お平
ナマス
残り野菜の天ぷら
大根の柚子漬け
あんずのシロップ漬け

お赤飯のおむすびと一緒に、銘々器に盛り付けていきます!
みんなワーワーと楽しそう!
この時間はいつも大好きです。

ナマスもこんな風に小さな器に盛ると楽しいですよね。

同じ材料なのに、それぞれ個性的な盛り付け!
ウキウキします。

さあ、富士山の見える海岸公園に大移動です!!

大人数でのお弁当、楽しい話も弾んで、あら、写真も撮らないうちにお皿が空っぽ!!

さあ、お茶会の始まりです!!

すみちゃんの盆点前!
抹茶と、みんなで作ったさざれ石もセットして

ワイワイガヤガヤと楽しそうにしていると、お隣でグランドゴルフをされていた皆さんが、なんだなんだと覗き込みます。
「今日は最高にお天気がよくてよかったねえ!」と声をかけてくれて!
お菓子やお茶をもっと用意できれば、一緒にお茶が飲めたのですが
残念だなあ…

着物美女に入れてもらうお茶は最高!


かわるがわる、初心者もお運びさんのお手伝い!
これも貴重な体験です。

お軸もお花もないけれど、青い海があればそれで十分!
いつもおいしいお茶ですが、更においしく感じました。
海をバックに、極楽のお茶会になりました。

お茶のお席って、それだけで非日常ですが、外でのお茶会はまた格別ですね。
流浪のお茶会今度はどこでやろうかな?
次回開催もお楽しみに!