かめのまちづくり

焼津でまちづくりについて勉強しています。私がまちづくりについて調べたこと、考えたこと、みんな読んでね(^^♪

さんま恐るべし!

2013年11月07日 | 日記

 ついに買ってしまいました!ハッピーコール ホットクッカーグルメパン!

夜中にテレビをつけていたら、前々から気になっていた、このグルメパンの紹介をやってるじゃないですか!一般のフライパンと違い、上下ともにフライパン機能あり。そして圧着部分の特殊シリコンゴムにより上下を重ねて閉じた状態で、調理できるよう設計されているこの優れたグルメパン。お手入れだって水でササッと流すだけ!!」なんてぇのを延々とやるわけです。ついに、お財布のひもが緩んでしましました!

器具って、買ってみるもんですね。一緒に付いてきたレシピ集を見てみると、さんまの焼き時間は5分前後!ちょっとびっくり。本当に焼けるのかしら…ワクワク、ドキドキしながらグルメパンにさんまを並べ、蓋をパチッとしめると火にかけました。確かに、裏面を焼くのもひっくり返すだけなので簡単!お箸使いが下手な私でも安心です。その上、5分で何ともきれいなさんまの塩焼きが!食べてみると…きっと蓋をして焼いているからなんでしょうね、ほっこりとジューシー!なのに表面はこんがりきつね色で、皮がパリッとして!母にもぜひ使ってみて!と薦めました。

そして昨日。何日かぶりのさんまの塩焼き。ついに母のグルメパンデビューです!さぞ簡単に、おいしい塩焼きができただろうと台所をのぞいてみると、「フライパンに皮が引っ付いてしまったせいで、片面が生焼けっぽい!」とお箸でごりごりとやってるじゃないですか!

生焼けは分かるけど、そのグルメパン、結構高いんだから!「フッ素加工がとれちゃうじゃない!!」と母に文句を言ってしましました!おまけに、追加で火を入れたので、さんまが黒く焦げちゃって。「あ~あ」と言いながら夕飯です。

それで罰が当たったのでしょうか…。さんまをもぐもぐとやっていたら、のどの奥がイガイガします。「うん?」と思った時にはもう遅かった。人生初、骨がのどに刺さってしまいました!

ご飯を丸呑みしても取れず、お茶を飲んでも取れず、そのまま我慢しようと思ったんだけど、なんともその異物がごろごろして気もそぞろ!

気晴らしにヨガの教室に出かけたら、なんと珍しくお休みだということを忘れていて、空振りで!本当に踏んだり蹴ったり!嫌になってしまいます。「今日はあきらめて、明日になったら、医者に行け!」という父の言葉にしょんぼりしながら、早めにベットへ…一夜明けて…朝になったら骨が取れてないかなあ…なんて調子のいいことを考えていましたが、やっぱり喉の奥に奴がいます!昨日より変な所へ動いてしまったようで、ご飯を食べると痛いし、気が付くと、気持ちが悪くて「ぐぉっ!」ってします。

もうだめぇ~っと思いながら一日少し、夕食。また、食事中にのどの奥が「ぐぉっ!」っとなったその瞬間、奥から細い固いものが!!口の中からぺっと出すと、ああ、確かに骨です!!!家族中で、よかったねえと胸をなでおろしました!

人間って、弱いものですね。こんな細い骨1っ本で、気分で気にも、肉体的にもやられてしまうのですから。それよりも、これは母に理不尽な言葉をはいた報いでしょうか?とにかく、さんま恐るべし!

 ああ、こんな食卓になるはずだったのになあ…


つる屋のイベント 土鍋でご飯でした!

2013年11月06日 | 日記

11月3日(日)、焼津公民館にてつる屋のイベント 第2回「土鍋でごはん!」を行いました!参加者は、つる屋のメンバーを合わせて11人。短い広報時間でしたが、よく集まってくれました。

  お品書き

生姜と桜エビの香り土鍋ごはん

カリカリあげ豚の香味ごまみそあ

ジューシーレンジカブとレンコンのホットサラダ

玉ねぎスープ

柿の豆腐クリーム添え

生姜湯

聞いただけでもおいしそうでしょ?

でも、メニューを考えるのって大変!つる屋の売りはおいしくて新鮮な、地元の農家さんの野菜や果物。集めるのだけでも大苦労です。イベントの頃、ちょうど食べごろの旬の食材で、素材を生かし、なおかつおいしく、簡単に…。ここは、いつもぎりぎりまで悩むところです。今回は、私の自慢のレシピをそろえてみました!

今回のスペシャル食材は、もちろん2つの在来作物。川村さんの大井川生姜と滝井さんの大冨里芋でした。その他にも、小畑さんのお米農家さんのコシヒカリ、栄町の大石さんの瑞々しいカブとおいしいものまんさいです!

さて、調理する前の自己紹介。どうしてこのイベントに参加してくれたの?と聞いてみました。

「以前から、かめちゃんの野菜の話を聞いていて、一度参加してみたかったのよ!」という方。「川村さんの生姜、テレビで取り上げられたのを見て。実は私、川村さんの知り合いなの!」という方。「料理が全然できないので、色々覚えたくて…」とか。参加する理由って、様々なんだなあとつくづく思いました。改めて、おもしろい!!

さて、調理開始です。ベテランのお姉さま(笑)たちはテキパキと、そして不慣れなものもそれなりに。でも、みんな楽しそう。うちのイベントでは、つまみ食いも楽しみの一つ。みんなあちこちで口に放り込んでは「おいしい!!」を連発!つまみ食いって、料理を作るものの特権だと思うのですよ。お行儀悪いけど、最高ですよね!

さて、鍋奉行がつくった土鍋のごはん。生姜と桜エビがたっぷりです。どうですか、圧巻でしょ!

ほかの料理も次々とできて、机の上に並べられました。

自慢の里芋は2種類のお塩で。私おすすめ、ごま塩と、なんと漬物用のお塩!これが昆布ととんがらしが入っていて、いいアクセントになってくれます。

みんな、お料理を食べる顔が幸せそう。「香りがいいね」とか「このさといものねっちりした感じ。初めて!」とか、「カブがジューシー!こんな食べ方したことない!」とか、聞こえてくる声に、また幸せになります。(残念ながら、私本人は、緊張のため味も分かりませんし、のども通りませんでしたが…笑)

仕上げは格別香りのよい生姜湯を。これは、生姜のジャムをお湯で溶かしたもの。辛みが強く、パンチのある大井川生姜。風邪もいっぺんに吹き飛びます!前に座っていたお姉さまが「体があったまる…」とほっこりした表情になりました。

今回は、焼津で発見された在来作物があったからこそ、できた企画です。

大井川生姜、大冨里芋、どちらも胸を張っておすすめできる、貴重でおいしい食材。

でも、実際に際に畑へ何度か伺い、お話を聞かせてもらって改めて感じたのは、農家さんたちにとって、自分の愛情をかけて育ててきた作物は、人とつながるためにあるのだなあということでした。

大井川生姜を作っている川村さんは、近所に生姜を配っています。「おいしいね、おいしいね」といって食べてくれる近所の人たちみんなに、生姜を分けてあげたい。そんな気持ちを感じました。大冨里芋を作っている滝井さんは、里芋の種をおかあさんから受け継ぎました。「大切な種を絶やしたくない」そんな思いを感じます。きっと、代々作っている野菜たちを通して、作り手の思いもまた、伝わっていくのだろうと思います。

「在来作物って聞いたことがないわ」という参加者たちに、それをどのくらいうまく伝えられたかどうかは分かりませんが、作り手のあったかな気持ちを、少しでも持ち帰ってくれたらいいなあと思います。

帰り際、参加してくれたお友達が、「どれも本当においしかったよ。また参加させてね!」とぽんと肩をたたいてくれました。本当にうれしい瞬間でした。