快適な団地生活を求めるブログ人

府中日鋼団地での快適な団地生活を続ける為の、ノウハウあれこれ。

基本計画案説明会その2(3/16)に参加して

2013-03-20 12:13:55 | 建替え関連の情報

 先日、「基本計画案説明会その2」に参加しました。

 具体的な負担金額が示されるとの事で、参加者は50名程度と、いつもより、だいぶ大人数でした。

 しかし、その負担金額には、驚かされました。

 曰く、「200712月(リーマンショックの前)の負担金額にまで追いついてきました。」

との事です。そして、これは、仮住居時の費用は別でこの額との事。

 この一年、負担額を極力少なくした計画案を出すと、甘い夢を見させてずるずる引き伸ばした結果がこれかと呆れるばかりです。しかも、「2013年は更なる負担軽減に向けて活動します。」として、その方策はお話だけで、全く定量的な話しは無く、むしろこれから増加する負担をいかに小さくするかが課題ではなかろうかと思わされました。

  参加されたある方が、「負担額は殆ど“0”じゃないかと思って来た。」と述べておられましたが、私自身もそれ程ではないにしても、この半額以下ではなかろうかと予想しておりましたので、やはり大きな驚きでした。

 今年の2億円の結果がこれで、これが毎年続くとすれば、全く無意味な浪費としか言えません。一刻も早く中止すべきですので、今度の総会では厳しく追求して行こうと思います。

 ところで、今回の説明会では、小さなトラブルがありました。

 少し長くなりますので、興味のある方はお読み下さい。

 いつもの様に、反対派として、いくつかの質問をして行く内に、「建替え推進決議から一年も経過するのに、全住民の意思を確認する事をしないのは、なぜか?したくないのではないか?」と問い詰めたところ、突然「いい加減にしろ」等と面と向かって怒鳴られました。私も大人気無く、応戦してしまいましたが、相手は、現理事で、今まで説明会等ではあまり顔を合わせた事が無かったと思いますが、今回は用心棒よろしく、睨みを効かせたかった様です。これを契機に世話人方の大合唱があり、正に絶妙のチームワークでストップさせられてしまいました。ま、その後は気を取り直して、お互い大人の対応で会議は進行しましたが、「こんな状況では、こんな質問しても無駄だな」との思いで、質問は相当省いてしまいました。

 絶妙のチームワークと云えば、長期修繕計画の説明会の出来事を思い出しました。

昨年の12/8(土)と12/9(日)に開催された長期修繕計画の説明会で、事前の資料を検討してみますと、給排水管の工事が高すぎると思い、インターネットにていろいろ調べてみたところ、先に紹介しました、「マルライナー工法」とほぼ同等の「某ライニング工法」をみつけましたので、これをメモリスティックに取り込んで、12/8(土)昼の会に出席しました。

 説明会の席上で、(株)ファーマの方に「この工法」を検討されたのか、問い質したところ、どうもピンと来なかった様でした。(後で、この工法は知っていたが、私の発音が悪くて聞き取れなかったとしきりに弁解しておられました。)

 そこで、メモリスティックからプロジェクターで、この工法の素晴らしさを詳しく説明しました。この工法によれば、1/31/2の費用で施工出来ることになり、かなりのショックを与えた様でした。

 理事長からは、かつて、ライニングについては、検討して、業者に問い合せたが、当団地では「白ガス管」を使用しているので、ライニング工法は使えないとの回答があり、取り上げなかったとの説明がありました。

しかし、後で業者に確認しましたところ、理事長の云われる工法は、管の内面に塗料を塗り付ける一般のライニング工法の事であって、「マルライナー工法」や「某ライニング工法」では、むしろ、この様な管で威力を発揮する工法であるとの事でした。

その日の説明会は他に質問する方もおらず、早々に散開となりました。

 翌日、この工法をもっと多くの方に知って貰いたいと思い、再度出席しましたが、今度は前日とは打って変わって、発言が相次ぎ、遠慮して他の質問の後にしようと待っておりましたが、一向に止む気配はなく、終了間際に発言を求め、同じように説明しようとしたところ、理事長始め、業者のブロックに会って説明出来ませんでした。理事長曰く「会ですので、こちらが仕切る時間でやってもらわないと困る。」等の理由でストップされましたが、後で録音を確認してみますと、未だ終了予定の3分前でした。

おまけに、その後、色々なやり取りがあったあと、極めつけは、世話人のある方が、2分半もじっくりと持論を展開されて、当の理事長や司会者も聞き入っており、この話しが終わったのが、会の終了予定時刻の約10後でした。私の説明を封じて、安心してしまったのでしょうか?

見事なチームプレーにしてやられた格好ですが、それだけ、インパクトがあったのでしょう。

この、伝家の宝刀:「時間切れ作戦」では何回か苦い思いをさせられておりますが、次回の総会ではこの様な事の無い様に、皆様の監視とフォローをお願いし致します。

尚、この「某ライニング工法」には、後日談がありまして、私が当社に見積りを依頼するメールを送ると共に、管理組合から直接見積りを依頼する様にお願いしておきましたが、なかなか回答が来ませんので、問い合せたところ、どうもこちらとの接触を避けている様な不自然な対応で、断られてしまいました。

後で、ある方に聞きましたところ、この会社は、「マルライナー工法」をベースに同様の工法で作業出来る機械を制作して販売し、これをフランチャイズ化している会社だそうで、実作業はフランチャイズの会社が行っている様で、自信が無かったのかしらと思わされました。

「マルライナー工法」は全て自社で開発から実作業まで行っており、品質の点でも価格の点でも、これよりも優っているとの事です。「某ライニング工法」に断られた為に、新たな会社を探さざるを得なくなり、「マルライナー工法」と出会える事が出来ました。正に、「災い転じて福と成す。」でありました。