家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

若葉27-3-25

2015年03月24日 | Weblog
     ブログ若葉   その3
  TV置台の設置状況(T橋 作品)
  先日 工房若葉で製作し  持ち帰ったTV置台の その後について
  報告して見ましょう。
  割と明るめの ライトオーク色の床に 透明色のOIL塗装で 若干
  黄色味が増した 親しみの持てる色に仕上がっており,部屋にマッチして
  違和感は無いと思います。
  御本人は TVとは色がミスマッチだと仰っており、再塗装したい様です。  
  但し 透明色塗装とは言え OIL塗装の場合は 徐々に黄色みの
  強い色に変化して行くと思われますので暫く様子を見たらどうでしょうか。
  それに 濃い色は 部屋を暗い感じにするのではないかと思います。
  私は 木製の台で有れば 本来の材木の持つ自然の色を大切にして
  その材の色を活かすのが良いと思います。 また逆に 好みが有るなら
  部屋に調和する色の 材を選ぶべきで有ったと思います。
  特に機能上 操作上の不満は無い様ですし、自ら図面を引いて製作した
  家具としては 上出来と思います。  今回の経験を次の製作に
  生かせば 良いと思うので、更に 加工の精度を上げて 取り組まれると
  良いのでは無いでしょうか。

ブログ若葉では 若葉工房で製作して持ち帰った製作物の実生活での使われ方を紹介しています。 ここからヒントを得て作りたい物が 具体的にイメージでき、やる気になれば それで目的ははたされるのです。   皆さん作品の写真送って下さい。順次 編集して報告します。    
ボート人形のショーケースれは 熱心に工房を利用するW田さんの 飾りケースです。
材料は ご本人が持って来た碁盤を製材して使いました。
45センチ程度しか幅も長さも無い碁盤から 60センチの材を取るのは出来ない相談でしたが、 今回は 薄く引いて3枚に接ぎ合せて 長尺の棒を作り 何とか製作しました。
 底を除く五面にアクリル板 3ミリをはめて込みして有ります。
中には帆船が入ると聞いて居ましたが、これは ウルトラネオボートマンと有るので、
多分ナショナル neo電池の宣伝人形なのでしょう。
普段から大切にする人形の為に ショーケースを作ってやろうと言う
気持ちと熱意が ここに立派な結果として 現れていると思います。
上蓋は外せるようになっています。 彼は 好みが明確で 自分のイメージをしっかり
持っているので、お手伝いする場合もやり易いと思います。
 集成材を良しとせず、無垢材にこだわり 木材の持つ良さを引き出そうと最大限良い物を作ろうと努力する姿勢は立派だと思います。ちなみに このショーケースの下の台も 若葉工房で修理改造した物ですね。
なかなか 渋い味が出てますね。  上に乗る人形がナショナル電池の宣伝と言うミスマッチも
なかなか面白い。



                                  

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