4月17日 もう周回遅れ
午前は先週に続き、道具の説明。鑿、錐、槌と間接的補助具。これらの道具そのものが素晴らしい仕掛けや技の作品であり、その道具を駆使してのものづくりを進めるということだ。ものづくりの源流をダニエル家具学校の地図上で見せてもらっている感覚だ。
午後は鋸の練習。私は弟の高校時代のものと思われる道具を実家で見つけ出し、鉋を持参。刃をくるんでいた新聞紙は、北海道新聞の昭和47年2月のもので、札幌オリンピックの様子が書かれているしろもの。あまりの古さに使えるものかを内藤講師にお聞きすると、手入れをすれば大丈夫とのこと。
①台の仕込みの調整。刃に鉛筆で色を塗り、台に沿わせてみて、台が黒くなった個所を鑿で削る。②け引き線の調整をする。③刃の調整。先週の先生の模範を見、かつ、資料も眺めてあったが、いざやるとなると、順番は全く覚えてはいない。また、押し棒をやってみると、右手の親指辺りが非常に非常に痛くなる。刃と棒を思い切り押さえているはずなのだが、ぐらぐら動いてしまう。刃を研いでみたが、内藤先生がせっかく出してくださった刃を丸刃にしてしまった。スミマセヌ。
鉋には絶対必要なカスタマイズは大変な作業だ。手順を覚えるには何度もやるしかない感じだし、根気が必要なことだ。しかも、これを終えない限りは、鉋削りに突入できない。結局、午後の時間のほとんどを鉋の調整に使う。
同じ話を聞いてすぐ実践出来る人と、私の違いは何だろう。見よう見まねでできると想像していたのだが、大いに勘違いだったようだ。
鉋かけができなければ何も始まらないので、残りの時間は、今日、調整してもらった鉋で削りの練習。天野先生が右手の置き方と位置、左手の添え方を教えてくださる。何度やってもうまくいかず、その都度直していただく。匠に直接教えていただく幸せ感は大きいのだが、なかなかできないもどかしさが先に立つ。入学式の自己紹介で、「一番最後から皆さんを追っかけますから」と言ったが、周回遅れどころか、既に姿が見えないって感じ・・・。
活目で 見よう見まねが できぬ喝!
午前は先週に続き、道具の説明。鑿、錐、槌と間接的補助具。これらの道具そのものが素晴らしい仕掛けや技の作品であり、その道具を駆使してのものづくりを進めるということだ。ものづくりの源流をダニエル家具学校の地図上で見せてもらっている感覚だ。
午後は鋸の練習。私は弟の高校時代のものと思われる道具を実家で見つけ出し、鉋を持参。刃をくるんでいた新聞紙は、北海道新聞の昭和47年2月のもので、札幌オリンピックの様子が書かれているしろもの。あまりの古さに使えるものかを内藤講師にお聞きすると、手入れをすれば大丈夫とのこと。
①台の仕込みの調整。刃に鉛筆で色を塗り、台に沿わせてみて、台が黒くなった個所を鑿で削る。②け引き線の調整をする。③刃の調整。先週の先生の模範を見、かつ、資料も眺めてあったが、いざやるとなると、順番は全く覚えてはいない。また、押し棒をやってみると、右手の親指辺りが非常に非常に痛くなる。刃と棒を思い切り押さえているはずなのだが、ぐらぐら動いてしまう。刃を研いでみたが、内藤先生がせっかく出してくださった刃を丸刃にしてしまった。スミマセヌ。
鉋には絶対必要なカスタマイズは大変な作業だ。手順を覚えるには何度もやるしかない感じだし、根気が必要なことだ。しかも、これを終えない限りは、鉋削りに突入できない。結局、午後の時間のほとんどを鉋の調整に使う。
同じ話を聞いてすぐ実践出来る人と、私の違いは何だろう。見よう見まねでできると想像していたのだが、大いに勘違いだったようだ。
鉋かけができなければ何も始まらないので、残りの時間は、今日、調整してもらった鉋で削りの練習。天野先生が右手の置き方と位置、左手の添え方を教えてくださる。何度やってもうまくいかず、その都度直していただく。匠に直接教えていただく幸せ感は大きいのだが、なかなかできないもどかしさが先に立つ。入学式の自己紹介で、「一番最後から皆さんを追っかけますから」と言ったが、周回遅れどころか、既に姿が見えないって感じ・・・。
活目で 見よう見まねが できぬ喝!